あらすじ
機械のように右から左へと言葉を変換していると思われがちな同時通訳者。その裏側では何が起きているのか。異なる言語を行き来することで垣間見える世界をユーモラスに描く<格闘エッセイ>。
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Posted by ブクログ
政治、スポーツ、ニュースなどさまざまな分野で同時通訳をしている方が、通訳で印象的だった場面やそのときの情勢などについて書いている本
エッセイみたいなものかなと思って手に取ったけど、いろんなところでの連載をまとめただけあって、国際情勢とか通訳とはとかがテーマの硬めの文章のパートもあった
集中力を保つために10分くらいで交代しながら通訳をしてるっていうのが衝撃
Posted by ブクログ
仕事の緊張感と達成感がリアルに伝わる具体的なケースが満載で面白く読みました。多岐に渡る通訳の仕事には、事前の当該分野の学習も欠かせず、語学の運用能力だけではない日々の周辺情報更新が必要で、その仕事の姿勢にも感心してしまいます。
Posted by ブクログ
昔、同時通訳者になりたいと思っていたことを思い出した。やはり、素晴らしい仕事だと思う。通訳者の訳によって、交渉が左右される。世の中を良くも悪くも動かしかねない。スリリングなお仕事。国際学会で通訳の方を見ると何かインタビューしたくなってしまうが、そんな勇気がない。だから、発表が理解できていてもあえて通訳機をつけて「こんな訳し方をするのか」と、勉強させてもらっています。