あらすじ
ドイツには、39件の世界遺産がある(2014年7月現在)。古代へのロマンをかきたてるアルプス山系の水上住居跡や、「ヨーロッパの父」カール大帝が建てたアーヘン大聖堂(世界遺産登録第1号)、ルターが新約聖書のドイツ語訳を完成させ、ワーグナーがオペラ『タンホイザー』の舞台にしたヴァルトブルク城、デザインの世界に革命をもたらしたバウハウス──このほか数々の美しい宮殿や庭園など、ドイツが誇る世界遺産の数々を一挙ご紹介。ペーターのおしゃべり解説とともに、世界遺産をめぐりながら、時間旅行の旅へ!
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Posted by ブクログ
読書録「ペーターのドイツ世界遺産全踏破」3
著者 ペーター・エンダーライン
出版 平凡社
p167より引用
“日本で源義経や織田信長といえば、ただひ
とり。歴史書に名を残すクラスの人物で同姓
同名という例は、まずないと思います。しか
しドイツ史には、同じ名前の皇帝や王様がこ
れでもかというくらい登場しますので、やや
こしくてしようがありません。”
目次から抜粋引用
“ドイツ史の謎とローマ帝国との戦い
カール大帝の遺産
神聖ローマ帝国と都市、教会の時代
宮殿と庭園の時代
産業遺産の時代”
日本での留学と研究経験のある著者による、
ドイツの世界遺産を紹介する一冊。
北はバルト海、北海沿岸から南はスイス、
オーストリア国境付近まで、遺産が成立した
年代順に紹介されています。
上記の引用は、幕間のコラムでの一節。
世界史の名前の暗記の辛さを思い出してしま
いました。
ドイツもそうでしょうが、ローマの皇帝の名
前なども、かなり覚えるのに苦労した所です。
各遺産の写真や交通アクセスなどもありま
すが、この一冊だけで見て回るには少し情報
が少ないかもしれません。
解説がしっかりとされているので、もう一冊
周辺の宿泊施設やアクセスなどが、詳しく書
かれたガイドブックと合わせてもっていくと、
旅がより良いものになるのではないかと思い
ます。
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