【感想・ネタバレ】ライミングマン４巻のレビュー

若杉公徳

焼き鳥屋の片隅から始まった高校生ラッパー・踏男たちの定期ライブ。
盛況になっていく中で、ライミングマンの正体が峯岸さんにバレていた!?
一方、そこに届いたのは父・シャカキングの因縁の相手からのフェスへの出場オファーで…。青春ラップ・ギャグ漫画ついにクライマックス!!
※本商品は過去に発行されていた商品の収録内容から変更はありません。重複購入にご注意ください。

[ブクログ · ★★★★☆]

高校生ラップバトルコメディ最終第四巻。
焼き鳥屋でのイベントを成功させたオールナイトスクール。そこへ踏男の父、シャカキングと因縁のあるスコープが。彼の主催するイベントに出場して更なるステップアップはあるのか？その時シャカキングは？

せっかく盛り上がってきたところで終わってしまうのは残念。青春成分多めで、作者の過去作と比べるとちょっと"アク"が少なかったせいだろうか。得意のダジャレギャグもラップを題材に選んだことで必然となってしまい、意外性が薄れてしまったのかも。

まさしく"俺たちの戦いはこれからだ"なラストゆえに、めずらしく普通のハッピーエンドになったのは最後の皮肉か。