【感想・ネタバレ】雛の結婚のレビュー

あらすじ

若枝ひなは、父を亡くした後義母と義妹に虐げられて使用人と同じ生活を送っていた。父の遺産もつきかけた頃、突然縁談が舞い込んだ。もともとは義妹に来た話だったがひなを嫁がせ、結納金は手に入れようという魂胆らしかった。相手は士族の出で、海軍大佐だ。そして、46歳になるという。20歳以上も歳の離れた相手の家に、放り出されるように嫁ぐひなだったが――。婚家先で自分の役割をみつけ、幸せを掴む物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

明治かな、大正かな?

若枝ひなは父亡き後、後妻や義妹に虐げられていました。二十以上も年の離れた相手との縁談が舞い込むまでは。

ひなの相手は四十六歳の海軍大佐です。その年まで独身だというのも逆に心配になりますが…。
でも特に難がある相手ではなく、優しいですし、ひなは父親のように包容力がある鷲一郎に好意を持ちました。
鷲一郎の方もひなをかわいらしく思っているようで、穏やかで微笑ましい話でした。

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2025年08月30日

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