【感想・ネタバレ】玉川太福 私浪曲 唸る身辺雑記のレビュー

あらすじ

【紹介文】
神田伯山の登場まで講談師は絶滅危惧職業と呼ばれていたが、浪曲も明治初期に登場した比較的新しい古典芸能にも関わらず、浪曲師出身の国民的演歌歌手の三波春夫、村田英雄の逝去に伴い衰退している中、25年ぶりに新規に入門した男性浪曲師が玉川大福で、同じ落語芸術協会所属の講談師神田伯山と共に期待を集める存在となっている。

「天保水滸伝」、「忠臣蔵」などの古典演目は勿論手掛けるが、何気ない日常を切り取った新作浪曲を演じ、工務店に努める革手と古株の社員が地べたに座って、互いのお弁当のおかずを交換する様子を描いた『地べたの2人』など、優れた人間観察力に裏付けされた人間関係の繊細な描写が笑いを誘う人気の若手ナンバーワンの浪曲師となった。

本書は、玉川太服が身近に起きたこと、身近な人の人間模様を浪曲にして唸り上げた浪曲・身辺雑記から、選りすぐった浪曲を活字化してお届けします。

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Posted by ブクログ

大好きな玉川太福さんの浪曲を活字化した本。太福さんの独演会にて購入。書籍で浪曲ってどうだろう? と思ったけれど、めっちゃおもしろかった。読みながら演じている太福さんの姿が目に浮かび音に聞こえてきた。太福さんの公演を生で聴いたことがある方には超おすすめ!

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

玉川太福師匠のファンで、浪曲会でご本人より購入。
師匠の身近に起きたこと、身近な人の人間模様を浪曲にしてものを収録。
落語、講談とは違い、唸りの部分で曲師との音楽的な掛け合いの部分もあるので、活字化で浪曲の魅力を伝えるには限界があるのは致し方ないかと思います。
「唸り」の部分は、QRコードからYoutubeで聴けます。

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2025年09月08日

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