あらすじ
空を眺めれば、一瞬一瞬、ダイナミックなショーが繰り広げられている。美しい薄明、朝焼け雲、地球影、夕焼け。日常ではなかなか現われない白虹やブロッケン現象、幻日、オーロラなど。そして毎日現われる様々な雲の名前。42の事象を、63枚のカラー写真とエッセイで伝える。気象の説明だけでなく、関連する詩歌など文学や、古今東西の歴史的事件も紹介。
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Posted by ブクログ
空を見上げて、ゆっくりと眺めてみたくなりました。カバー写真の「朝日が当たった吊し雲とわた雲」の美しさにひかれて選んだ本です。
様々な空や雲の種類、現象が季節や歴史的な出来事や本の言葉などとの関連と共に説明されていて、とても興味深かったです。写真が美しく、雲の種類や空の美しさがよくわかりました。薄明の色彩の美しさ、巻雲の流された様子、オーロラ、雪の結晶の写真が特にひかれました。
一度読んだだけではもったいなくて、折に触れて読み返し、知識を深めたくなりました。
気象予報士の森田さんの推薦文「季節の心地よさが詰まっています」という言葉がぴったりの一冊でした。
Posted by ブクログ
清少納言が『枕草子』の中で「雲は、白き。むらさき。黒きもをかし。風吹くをりの雨雲。」と書いているように、昔の人も私たちと同じように、空に関心を持って日
々を過ごしてきました。
雲が空一面に広がるとその後には雨が降りそうですが、実はそうでない雲もあります。例えば、春や秋に見られる雲海は、地上から2kmくらいまでの高さにできるもので、雨上がりの翌朝によくあらわれます。まれに霧雨を伴うことがありますが、雲海は雨を降らす雲ではありません。そして、雲海は雲の上から見るのがオススメです。
なぜなら、雲海の上はいつも快晴だからです。
本書は、普段はあまり気に留めない空や雲についてわかりやすく解説した気象エッセイです。美しい空の世界を心ゆくまで堪能できる一冊です。
Posted by ブクログ
色々な雲や空の現象をテーマに、それにまつわる古典や科学などさまざまなエピソードと美しい写真を組み合わせた本。エピソードが見開き2ページ、その後に写真が見開き2ページとなっている。エピソードを読みながらどんな雲だろうと想像してページをめくると美しい写真が目に入るのですごくわかりやすかった。
猫の額ほどのベランダに椅子を出し、空を見上げながら、まさに流れゆく雲と強風を感じながら読んだ。
「日本列島が夕焼けに染まる時、太陽はどこの上空にいるかというと、アフリカ大陸の東のマダガスカル上空付近とのこと。その太陽光線はハノイ上空で電離層に進入し、足摺岬で成層圏、紀伊半島で対流圏に入って関東地方へ到着するようだ。」
Posted by ブクログ
空のさまざまな表情とエッセイの素晴らしいコラボレーションガ味わえる一冊 美しい写真を見るもよし、気象知識を得るもよし。空に興味が湧くこと間違えなしですね。
Posted by ブクログ
気象現象の解説とその写真を見開き2ページずつ出紹介する。珍しいものも含めてこれだけの現象を一人のカメラマンが追った労力には想像するだに頭が下がる。