あらすじ
脳筋わんこな陸上自衛官×おちびな世話焼き女子
国ごと君を守る。そう決めた。だから俺と結婚してください
身長差30センチ超えな二人のほっこり癒やしLOVE
「何か起きたら、俺は君をひとり残して行くことになる。でも、ごめんな。手放してやれない」
150センチと小柄で華奢だけど正義感が強く世話好きの海結は、トラブルに巻き込まれたところを顔見知りの峻岳に助けられる。185センチを超える高身長に鍛えられた身体を持つ彼は、陸上自衛隊の水陸機動団に所属するエリート自衛官。そんな峻岳からストレートに想いを告げられ、お付き合いをすることに。身長差30センチ超えの二人の恋の行方は……!?
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
明るくて、終始ほっこり癒やされる一冊でした。
体格差30センチ超えのカップルという設定からして可愛さ満点ですが、ただの“身長差萌え”に終わらず、きちんと心の成長や覚悟まで描かれているのがとても良かったです。
小柄で世話焼き、正義感の強い海結と、陸上自衛隊・水陸機動団に所属する屈強なエリート自衛官・峻岳。
見た目は完全に「こわもて」なのに、中身はヒロイン大好きな大型ワンコというギャップが最高でした。
作中で何度「可愛い」と言ったんだろう…と思うほど、ヒロインへの溺愛が全力で、読んでいて思わず笑ってしまう場面も多かったです。
特に印象的だったのは後半の訓練不調のエピソード。
怖いもの知らずだった峻岳が、大切な人を得たことで「怖さ」を知り、「生きて帰りたい」と願うようになる変化に胸を打たれました。
守る対象ができたからこそ強くなる、という描写がとても丁寧で、にしのムラサキ先生らしい“想いの重さ”を感じました。
また、ヒロインの海結も最初は少し子どもっぽく見えたものの、物語が進むにつれて芯の強さや優しさが際立ち、自然と応援したくなる存在に。
過去のトラウマもきちんと回収され、ノーストレスで読み進められるのも嬉しいポイントでした。
信号機カラーの仲間たち(ひいちゃん含む)の存在も良く、脇役までしっかりキャラが立っているのはシリーズならでは。
嫌な当て馬や無駄な波乱がなく、最初から最後まで安心して「溺愛」を堪能できる作品だったと思います。