【感想・ネタバレ】天使の眠る森のレビュー

あらすじ

天使のルカは、怪我を負い倒れていたところをピアニストの神藤京介に助けられた。目覚めると、自分が天使であることと、京介に関係ある使命を帯びて下界に降りてきたこと以外の記憶を失っていた。記憶が戻るまでは、守護天使として彼が幸せになるよう努めようと決心するルカ。本気の相手とは寝ない、と言う京介になにかしてあげたい一心から、ルカは遊びでかまわないと抱かれてしまうが……。

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Posted by ブクログ

ピアニスト×天使見習い

死にゆく魂を天に導く仕事をしていた一人の天使が、ひとりの少年と出会う。
今にも死にそうな少年の周りには見舞う人がだれもおらず、義理の両親は遺産相続の話ばかりしている。少年が不憫でたまらなくなった天使は、禁忌をおかし、少年の命を救い消滅してしまう。
20年の年月が過ぎ、とあるピアニストの元に遣って来た天使が、猟銃で羽を撃たれ落下、「天使であること」「何らかの使命があったこと」だけを残し全ての記憶を失っていた。
記憶が戻るまで、と保護してくれたお礼に、せめて守護天使としてピアニストを守ろうとするが・・・。

表紙に天使のぷりケツがあって、「これはショタ系かな?」と思ったのですが、あらすじがおもしろそうだったので買ってみました。
ショタ臭はうすめですが、天使だ悪魔だーって話が好きな人向けですね。
楽しく読めました。
ピアニストがけっこうなクセもので、「なんにもきょうみないもーん」とか言ってるわりにはやることちゃんとやってて「おいおい」と笑えるのもミソですね。

いやあ、幸せになってよかったなぁ。
だれが、とは言わないけど。

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2012年12月15日

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