【感想・ネタバレ】姉に身売りされた私が、武神の花嫁になりましたのレビュー

飛野猶 / 鈴ノ助

神から授かった異能を持つ神憑きの一族によって守られ、支配される帝都。沙耶は、一族の下方に位置する伊縫家で義母と姉に虐げられ育つ。姉は刺繍したものに思わぬ力を宿す「神縫い」という異能を受け継ぎ、女王のごとくふるまっていた。一方沙耶は無能と蔑まれ、沙耶自身もそう思っていた。家を追い出され、姉に身売りされて、一族の頂点である最強武神の武琉に出会うまでは…。「どんなときでもお前を守る」そんな彼に、無能といわれた沙耶には姉とはケタ違いの神縫いの能力を見出されて…!? 異能恋愛シンデレラ物語。

[ブクログ · ★★★★☆]

ついつい一気読みしてしまった作品！ 主人公のしたたかさと優しさ、気弱さのバランスがとても人間らしく、魅力的だった。和風シンデレラストーリーに異能力ファンタジーで味付けがなされていて、世界観もとても好み。裁縫師が主人公の作品は今まで読んだことがなかったので、そこも新鮮でいい作品でした！続き出ないかなー。

[keikei · ★★★★☆]

武神というのはちょっと違うかな。
本当に神様の花嫁になる為に追われたのかと思ったけど旦那様はれっきとした人間でした。
そして二人結ばれてほっこりしたところで唐突に終わるのね。余韻が・・・。

[ブクログ · ★★★★☆]

裁縫好きなので、今回のお話楽しんで読ませてもらいました。心を込める事だったり、自分の損得ではなく戦い守る強さにはご加護があって当然ですよね。
次のお話も期待しています。