あらすじ
王朝末期の荒廃した都を舞台に展開する凄惨な人間絵巻「羅生門」、師漱石も賞賛した、長い鼻を持つ禅智内供の内心の葛藤「鼻」、芋粥に異常な執着を持つ男「芋粥」、女をめぐる盗賊の兄弟の確執「偸盗」。いずれも『今昔物語』『宇治拾遺物語』などに素材を得たもので、芥川王朝物の第1冊として編集。(解説=中村真一郎)
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Posted by ブクログ
四編とも甲乙つけがたいが、読んでいる最中に一番震えたのは「偸盗」である。太郎が羅生門に馬を走らせたときはどうなる事かと思ったが、、、イケメンだぜ。しかし二人とも重罪人ですよねと考えると少し複雑。
Posted by ブクログ
羅生門・鼻・芋粥・偸盗
(和書)2010年02月08日 21:29
2002 岩波書店 芥川 竜之介
読み易くてとても良い作品集でした。
一番好きなのは偸盗です。
芥川竜之介の作品をもっと読んでみたい。
Posted by ブクログ
羅生門は教科書で読んだことがあったけど、当時なかなか刺激的な内容と雰囲気だった。
芥川龍之介はもちろん知ってるけど
私の中では作品とは結ばれてなくて、
有名な偉大な作家、みたいな存在の人で
そんな人がたまに、作者は…とか言って話の中に
突然登場するとちょっとおかしかったな