【感想・ネタバレ】珠子はダメになることにした（１）のレビュー

砂塚旬

「珠ちゃんは僕から愛されればいいよーー」
地味に目立たず堅実に生きるがモットーの珠子、32歳。地味な自分に恋愛は似合わないーーこの先も一人で生きていくんだろうなと思っていたある日、勤め先の区役所で美少年・優馬に出会う。なんと優馬は昔の幼なじみで、会うなり珠子に犬のようになついてきた！ さらに「家がないから1週間ほど泊めてくれない？」と言われて…！？ いきなりヒモ男と同居、しかも久しぶりのエッチまでーーこんなの私の正しい道にない！
32歳、セカンドバージン。年下クズ男子と【人生やり直しラブ】はじめます！

[山口透析鉄 · ★★★★★]

珠子さんが割と……

学生の頃、母親にあんた愛想もないから、と言われ、公務員として堅実に生きる決心通りに生活をしてきた主人公・珠子さん、30歳を過ぎてから中古マンションを購入します。
そこに、市役所でうずくまっていた、幼馴染の歳下・優馬君が現れます。
彼は住むところがなくなって、と押しかけてきて……珠子さんの存在を肯定してくれるからか、割とすぐ身体も許していました。そんな導入部です。

＃エモい

[匿名 · ★★★☆☆]

ひとり身のはずが

吉村珠子は最近マンションを購入した32歳の独身女性。
勤務している区役所の同僚たちもそのことを知っているが独身でマンション購入ということは結婚とか考えてないのだろうかという風にうわさされている。
顔もよくなく愛嬌もあまりないということを自覚している珠子は堅実な人生を生きて万が一このまま結婚とかできなくても生きていけるようにするためのマンション購入だった。
ある日区役所に美少年がやってきた。
彼は珠子が昔住んでいた近所に住む年下の少年優馬だった。
今は売れない彫刻家をしているという彼だが彼女のマンションに住まわせてもらっていたが追い出されてしまい住む場所も仕事もないということだったので期間限定でマンションに居候させることにした。
しかし自分をＢ級品だと卑下する珠子に優馬は優しく触れてきて…。