【感想・ネタバレ】Sushi 鮨 Bilingual editionのレビュー

長山一夫 / 田島一彦 / 与田弘志

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究極の鮨がここにある

いまや世界中で人気となった鮨。鮨は魚の旬や歯ごたえ、そして脂ののり方など日本人の食に対するこだわりから作り上げられた、味の芸術とも言えます。本書は、鮨職人が長年かけて調べ上げた春夏秋冬の旨い鮨の味わい方に、美しい写真を添えてネタを1種ずつ丁寧に紹介します。鮨の魅力を堪能できる、鮨のバイリンガル決定版です。

[ブクログ · ★★★★☆]

鮨の魅力とは。素材を理解し旨さを引き出す必要最低限の仕事の結晶／単純明快な組み合わせ／千変万化の鮨を少量ずつ数多く／食べ手の姿勢と能力で世界が変わる／職人と客の人間性と相性をも食べる特異さ／江戸っ子気質（粋で、いなせで、単純で、見栄っ張りで、短気で、意地と誇りの心意気を持つ）／伝統を維持しながら新たな旨さを創造している。「旬」には、季節的先（はし）りの旬／旨さの盛りの旬／漁獲量的盛りの旬／漁獲量的盛りの旬と旨さの盛りの旬の同時到来／禁漁による旨さの旬、がある。