【感想・ネタバレ】〈メガイベントの遺産〉の社会学 二〇二〇東京オリンピックは何を生んだのかのレビュー

あらすじ

東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会は一年の延期を経て、2021年7月から開催された。東京にコロナ禍による緊急事態宣言が発令されたさなか、無観客で実施され多くの賛否を巻き起こしたが、東京大会の正負両面のレガシー(遺産)はいまだ正面から検証されたとはいいがたい。

招致から準備、開催に至るまで私たちは東京大会というメガイベントとどのように向き合ったのか。オリパラの現代的な構造や役割、それへの賛否という基本的な知識や情報を押さえたうえで、大会の理念、政治やインフラ、都市、競技場、ボランティア、ホストタウン、新しい競技の採用などの個別具体的な事例を丁寧に検証する。

そのうえで、ジェンダーやLGBTQ+、教育などの社会的な価値観の変容にも注目して、東京大会がスポーツ界や日本社会に与えた影響を真正面から多角的に分析する。

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Posted by ブクログ

単に私が社会学の流儀に馴染みがないのだが、主張ありきでデータを利用しているように見えることが多く、批判のうちいくつかは、それを立証する事実が不足しているように思って読みながら疑問を感じた部分が多い。ただ、いくつかは私にとって興味深い視点もあった。いずれにしても、コロナ禍に巻き込まれたメガイベントを振り返るには基本的には検討されるものが薄く、評価は難しい本だった。

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2025年12月31日

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