【感想・ネタバレ】在日コリアンが韓国に留学したらのレビュー

あらすじ

<JBpressの好評連載を大幅修正・加筆して書籍化>

生まれも育ちも日本の韓国籍の男性が韓国に留学した結果、それは単なる「リスキリング」ではなかった!

本書は元全国紙記者で在日コリアンの著者が、30歳にしてK-POP好きという「今っぽい理由」で決めた韓国留学の体験記です。

・韓国籍なのにスマホ契約で大苦戦
・イマドキ学生同士の日韓関係は意外なほど冷静
・現地の韓国人から英語での会話を求められる!?
・リスキリングは30代でも楽しめる

など、日本と韓国の狭間を生きてきたからこそ見える韓国という国の内側に迫ります。

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Posted by ブクログ

最近、海外の本のいろいろ読んでいて、韓国のことについて何も知らないと思い読みました。

在日韓国人の著者から見える日本と韓国についてアニメ、KPOP等を交えてわかりやすく書かれていました。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メンタルを壊して新聞社を退職した在日コリアンの方が、自らのルーツである韓国に留学した際の滞在記。
前半が留学記、後半は筆者から見た当時の韓国社会に関するエッセイという感じ。
新しい挑戦に伴う不安と興奮、そして学びの楽しさが詰まった一冊で、「ライトな留学記モノ」としては楽しく読めた。

一方「在日コリアン」の側面にはあまり深く切り込んでいないように思った。行政面での苦労やアイデンティティの葛藤については触れられているけど、さらっとめ。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

“在日コリアンという存在をよく理解しない人からの素朴な言葉に傷つくことは、日韓を問わず、今でもある。
「日本語がうまいですね」と言われるとき。あるいは韓国で「あなたの韓国語は流暢じゃないから」と英語で話されるとき。僕の心はやっぱり傷ついてしまう。
同じ社会に住んでいる人として対等に扱われない感覚。いつまでも「よそ者」として仲間に入れてもらえない感覚。そうした感覚を抱かせてしまう言葉こそ、マイクロアグレッションだ。”(p.157)


“そうだ。これだ。「友だちいないでしょう(韓国語で「チングオプチョ」)」だ。これは強力だ。相手にグサリと突き刺す言葉。偏見に対して戦う武器となる言葉だ。”(p.160)

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2025年01月30日

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