あらすじ
先の事件で心に傷を負ったフォーチュン。それでもシンフルは平常どおり──なのに、またもや事件が起こった。今度は町の中年女性が、ネット上でロマンス詐欺に遭ったのだ。こんな卑劣な犯罪は許せない! 犯人はたぶん町の住民とふんだフォーチュンとスーパーおば(あ)さまふたりは、義憤にかられて立ちあがる。さらに、町一番の善人に予想だにしない悲惨な出来事が起こった。保安官助手のカーターは激怒中、三人は慎重に探りはじめる……はずだったのだけれど。シンフルのパワフルトリオが懲りずに大暴れ、好評〈ワニ町〉シリーズ、待望第8弾!/解説=大津波悦子
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Posted by ブクログ
いつの間にかもう8巻。安定のおもしろさ。
今回は犯罪組織とか薬物とかではなく、ロマンス詐欺ってところが好みのストーリーで良かった。
カーターとの未来もまた見えてきたところで終わったけれど、いまいちカーターの良さが私にはわからないんだよねー。(前巻までに何かあったっけ?)
巻を重ねるごとにフォーチュンが人間らしくなっていくところがじんわり胸にくるけど、三人のバッタバタで軽く読めるのがいい。
Posted by ブクログ
ワニ町シリーズ8作目!カーターと離れてから傷心なフォーチュンを元気付ける2人が相変わらずの3人組で良かった。そして意外なロマンス詐欺の犯人!カーターの過去も分かりフォーチュンもある決意を下す。やっぱりこのシリーズは大好き。ずっと続いて欲しい作品の1つです。
Posted by ブクログ
裏切らない面白さ。
今回はアリーが出てこないんでかなり寂しい。
カーターに知られてしまって絶望の底にいるフォーチュンが珍しいし、心配。だけど、アイダベルとガーティが必ずほっといてくれないし、前半の修道女たちのシーンは最高。表紙で一番見たかったガーティの修道女コス見せてくれて本当にありがとう!!全員めっちゃ似合っててウケる。
カーターにバレたと思ったら、彼の叔父にももっと前からバレてたのも衝撃だった。わかってたのにだまってたんや、、、かっこいい。
今回もラストがドラマチック。これまでずっと悩んでたフォーチュンの出した結論なら、誰も文句言わないしほんとに思った通りに進んでいって欲しい。なんだろ、この親の気持ち。。。
翻訳者が後書きで続刊の翻訳を望んでる感じでしたが、読者の気持ちも同じです。どんどん翻訳して出版お願い。
Posted by ブクログ
今度の事件はネットのロマンス詐欺!前作の事件から立ち直れないフォーチュンだけど、これは許せない!と立ち上がるが……
今作も大活躍のシン・グランマにカーターとの絡みも見逃せないシリーズ8作目!
たまらーん!今作も最高にエキサイティング!!
フォーチュンがどうしても本調子じゃないんだけど(そりゃそうだよな)それをわかってサポートしてくれるアイダ・ベルとガーティの存在感!そしてウォルター!!私の親戚のおじさんになって欲しい!(落ち着け)
事件そのものはミステリ好きには→
わかりやすい展開で、私ですら犯人もサクッとわかったんだけど、このシリーズはこれでいいんだよ。読みやすい文体!わかりやすい展開!魅力ありすぎるキャラクターたち!これぞワニ町
Posted by ブクログ
表紙からしてもう笑ってしまいそうなワニ町シリーズ第八弾。読んでいくと「あ。あの場面!」とまた笑ってしまう。CIA秘密工作員のフォーチュンとお馴染み妙齢のおばさま二人がロマンス詐欺犯罪に挑む!
毎回会話やら行動やらが面白すぎて電車の中で読むのは危険(笑)
今回はフォーチュンとカーターの関係も読みどころでちょっとしんみりしてしまいました。これからどうなるのか気になるので、早く続きが読みたくなります。
Posted by ブクログ
ワニ街シリーズ8作目。フォーチュンとカーターが破局(付き合ったの前作だけ)してどうなることか…の1作。
なんとSNSのロマンス詐欺がテーマで、相変わらずのドタバタ劇で愁嘆場のヒマもほぼなし、やっぱ、アイダベルとガーティのBBAコンビはスゲーわ。
カーターはともかく叔父のウォルターの慧眼にはビックリ。そして、オーラスのフォーチュンの選択。本国では28作目まで続いているということなので、あの選択が何某か大きなターニングポイントになって、おおきなうねりがあるんだろうなぁ、と妄想は広がる。
続編期待!
Posted by ブクログ
8作目ということですが、今回もおもしろかった。このシリーズは本当にハズレなし。
表紙の扮装をして巻き起こすドタバタの場面が最高。
カーターの意外な過去も告白され、惚れてしまうやないか!いや、評価爆上がりです。
なんと既刊が28作まで出ているということで、このクオリティを保ったままであることを切に希望しながら、次作も早く読めますように…。
Posted by ブクログ
外れないワニ町シリーズ。前回カーターに工作員の秘密がバレて失意のフォーチュンの筈が、、シリーズがしんみりさせるはずはない。と言う事で今回もアイダ・ベルとガーティのトリオが楽しく悪を暴いていく。
気になっていたカーターとの関係も良い方に向きそうで、もう次作が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
表紙から今回も突拍子もないことをするんだろうな、とわくわくするシリーズ続巻。やっぱり面白かった。フォーチュンが彼女のキャリアと今後を考え直すという展開に。なんと。でもたしかにこんな町、彼女にとってほかにはないだろうしなぁ。愉快すぎる仲間もいることだし。
シーリアの写真が自分的には今回一番笑えるポイントでした。
Posted by ブクログ
泣ける!。゚(゚´Д`゚)゚。
なんなら、本文始まる前から泣ける!
だってよ?登場人物一覧のカーターのところに「フォーチュンの元恋人」って書かれてるのよ?そんなことってある?前作で悲しい別れをしているからって「元恋人」ってないわ!ひどいわ!(普通の表記)
『ワニ町シリーズ』のファンならこれだけで大号泣だわ!「元恋人」ってあんまりだわ!(単なる事実)
というわけで哀しみに暮れるフォーチュンとわいなのです
しかし、事件起こりまくりのシンフルはフォーチュンをそっとしておいてくれはしないのです
南部の田舎町なのに3日にひとりくらい人死んでないか?w
そしていつものようにフォーチュンと二人のおばあちゃんアイダ・ベルとガーティは事件に首を突っ込んで…というド定番な流れ
しかし今回はドタバタが少なめだった気がするなー
超凄腕のCIA工作員のフォーチュンが変わって行く姿を描くことに重点を置いた今作だけど、それはそれでしょうが!
でも二人のおばあちゃんのやさしさにも泣けてくるのでそれもいい(どっちやねん)
次回作も早めに頼みますよ!
Posted by ブクログ
ワニ町シリーズ第八作。
町の女性がロマンス詐欺に引っかかって大金を振り込んでしまった…という事件を皮切りに、殺人事件まで発生してしまう。
事件は置いといて、オープニングではふて寝をしていたフォーチュンが、カーターとの仲や将来の展望について熟考して前向きに進むことにしたので一安心。