あらすじ
政策をもっと身近に。よりよい仕組みをともに。
日常生活やビジネスでぶつかる課題を「みんなの声」として届けるには?
近くて遠い政策のオモテとウラを、元官僚の「政策翻訳家」が分かりやすく解説。
ニュースの読み解きから政策提案まで対応する必携の一冊。
[目次]
はじめに
序章 政策と向き合うときの二つの心構え
第1章 「みんなの声」は届いているか
第2章 商品との比較から考える政策の本質
第3章 意外と知らない七つの政策ツール
第4章 政策が大きく動くとき
第5章 官僚の得意分野とは
第6章 政治家の三つの立場
第7章 省庁のスタンスの違い
第8章 実は明確に決まっている政策スケジュール
第9章 世論やメディアが持つ大きな力
第10章 鍵となる地方自治体での政策実現
第11章 政策提案の勘所――四つのケーススタディ
付録 もっと学びたい人のために
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
官僚等の内側でなく、政策渉外等外から見た国の政策策定の流れを説明した本。
著者が元官僚なのもあり、かなり生々しい情報が簡潔にまとめられていて、良い本だと思いました。
特に予算関係のスケジュール感の部分がここまで具体的に書かれているのはあまり見たことがなく、公共セクターの営業にもかなり有益な内容。
Posted by ブクログ
筆者は元・厚労省のキャリア官僚にして、今は政策コンサルタント(しかし、政策コンサルタントって、誰が顧客なのだろう)。
本書は、日本で実際に政策が決まるプロセスやキーマン等を整理した本。知らない話なので、それなりに面白い本だったが、ノウハウ本的で中身は薄い。