【感想・ネタバレ】太陽と月の図書室のレビュー

あらすじ

人付き合いが苦手な朝日英司(ルビ:あさひえいじ)は、ある特別な思いから図書委員になる。一緒に業務をこなすのは、クラスの人気者で自由奔放な、月ヶ瀬(ルビ:つきがせ)ひかり。遠慮のない彼女に振り回される英司だが、ある時不意に、彼女が抱える秘密を知ってしまう。正反対なのに、同じ心の痛みを持つふたりは、“ある方法”で自分たちの本音を伝えようと立ち上がり――。ラストは圧巻! ひたむきなふたりが辿り着いた結末に、優しさに満ち溢れた奇跡が起こる……! 図書室が繋ぐ、愛と再生の物語。

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Posted by ブクログ

3.4
さらさらと読めました。
なかなか面白かった。
伏線の回収と、主人公以外の一人称で進むところもあり、飽きなかった。
前半は主人公の自意識過剰ぶりにイラッとしましたが、中盤から変わっていきました。
話中に何度も出てくる、『話してみなけりゃ分からない』という言葉は当たり前の事だけど、ついつい忘れがちな事で、勝手な思い込みで相手の気持ちを推し量ってしまったり、それが前向きな気持ちに繋がる解釈ならば良いのだろうけど、自己嫌悪になったり、自分を卑下したりするのは良くないなぁと。
話して思っていたような事を言われて凹むのは怖いけど、そこを乗り越える勇気も必要ですね。

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2021年04月17日

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