あらすじ
ある日、高2のソウのゲタ箱に一通の手紙が入っていた。差出人は学校イチ可愛いと言われる同級生のルウコだった。それからふたりの秘密の文通が始まる。文通を重ねるうち、実は彼女が難病で余命わずかだと知ってしまう。ルウコは「もしも私が死んだら、ある約束を果たして欲しい」とソウに頼む。その約束には彼女が手紙を書いた本当の意味が隠されていた…。――生と死の狭間で未来を諦めず生きるふたりの純愛物語。
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Posted by ブクログ
4.5
泣けましたね。
読んでて、後半泣かされるんだろうなと思っていたので、後半は一人きりの時に落ち着いて読みました。
大切な人を亡くす悲しさと、前向きになれる強さを教えられました。
簡単なことではないけど、つらい事かあっても生きてさえいれば、とも思えます。
くだらない愚痴は言う気にならなくなります。
そんなのは、自分にたくさん時間があると思ってるからであって、そうじゃなければ愚痴ってる時間がもったいない。
長くても人生は有限、悔いのないように時間を大切に使いたいと思わせられました。
病気になってから、ではなくて、健康な時から、時間を人生を大切に生きなきゃ。
Posted by ブクログ
高校2年生のサッカー少年高柳蒼(ソウ)の下駄箱に、学校一の美人で同級生同じクラスの柏木流湖(ルウコ)からの手紙が入っていたところから、お話が始まる純愛物語です。難病で余命わずかなルウコとソウの切ないお話は、特にどんでん返しなどなく、ストレートに泣けるようになっています。ルウコが生まれ変わって、ソウの肩をたたくのを願ってやみません。