あらすじ
★300万人が読んだ資産運用の人気記事、全面書き下ろしで書籍化★
★ブックマーク数日本1位(はてなブックマーク2020年)★
投資初心者、運用成績が上がらないあなたへ
「やるべきこと」は1年に30分で完結、最高のリターンを得られる方法とは
・「99点をとる方法」は誰もが実践できる。年齢や資産額は一切問わない!
・iDeCo、NISA、特定口座での投資、何がいちばんお得?
・“ 勉強” すればするほど、投資の成績が落ちるのはなぜ?
資産運用でやるべきこと、正しい知識、そしてよくある疑問への答えを1冊にまとめたコンパクトな構成。巻末付録では、ソフトウェアエンジニアである著者がiDeCo、NISA、特定口座のお得度の計算方法や、レバレッジに関する数式の解説も。
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Posted by ブクログ
100点満点じゃなくていい。「99点」を目指す心地よさを教えてくれた本。
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「投資」と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?
「絶対に失敗できない」
「常に市場をチェックして、最適なタイミングで売買しなきゃ」
「目指すは億り人!」
そんな風に、無意識のうちに“100点満点”の完璧な運用を目指して、どこか息苦しさを感じてはいないでしょうか。かつての私が、まさにそうでした。
たくさんの投資本が並ぶ中で、私がこの『普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方』という本に惹かれたのは、ほかでもない、この「99点」という言葉でした。
なぜ100点じゃないんだろう? 残りの1点は?
その疑問からページをめくり始め、読み終える頃には、ガチガチに固まっていた肩の力がフッと抜けていくのを感じました。
この本が教えてくれたのは、完璧な100点を目指すために費やす膨大な時間と労力、そして精神的なコストでした。常に最適なポートフォリオを追い求め、わずかな利益のために市場に張り付く…そんなことをしなくても、いや、「しない方が」むしろ心穏やかに、十分に満足できる資産を築くことができる。
「そっか、99点でいいんだ」
そう思えた瞬間、投資に対するハードルがぐっと下がり、もっと気楽に、長く付き合っていこうと心から思えるようになりました。
この本は、テクニカルな投資手法を解説するだけのものではありません。情報過多な現代で、自分にとっての「最適解」を見つけ、それに納得して、心穏やかに続けるための“思考のOS”をインストールしてくれるような一冊です。
もしあなたが、
投資に完璧を求めて、少し疲れてしまった人
これから始めるからこそ、失敗したくないという気持ちが強すぎる人
YouTubeやSNSの情報に振り回されて、自分の軸を見失いかけている人
に当てはまるなら、きっとこの本が、心地よい投資への道筋を照らしてくれるはずです。
「100点」を目指す息苦しいレースから降りて、心地よい「99点」の道を、一緒に歩んでみませんか?この本は、その最高の伴走者になってくれることでしょう。
Posted by ブクログ
手間をかけず投資効率を上げる資産運用法をまとめた本。
まず最初に結論としてやるべき事が書かれており、その後に何故そうするのかの理論、最後にあるあるの疑問に答える内容となっている。とてもわかりやすい。
投資に費やす時間資産を兎に角短くし、リターンを得る方法はとても響いた。
既に自分の投資スタイルはこの書籍に近いものになっているが、著書からすればまだ無駄が多いようだ。手がかからないレベルで改善して行きたい。
Posted by ブクログ
はてなの記事を分厚くして書籍化したものなので、当該エントリーを検索して読むだけで内容は概ね得られます。
で、書いてあることは非常に正しい。
とても簡単なのに継続することは難しいのだけど、その点の記載がやや薄いかも。一括投資とか、数学的に完全に正しく計算でも確かめられているが、こういう「直観と反すること」を初心者だと乗り越えられない。
個人的にはインデックス教ではないものの、「人前で言うことが出来る投資の話題」はインデックス一択であることは完全に同意。
Posted by ブクログ
シンプルでわかりやすかった。
やるべきことは、マーケットのタイミングを計ることなく、時価総額加重平均の低コストインデックスファンド(オルカン、S&P500等)への投資一択とのこと。
Posted by ブクログ
おすすめの投資スタイルについて、とてもシンプルですが、説得力のある内容で教えてくれる本です。
ただ、リスクとリターンの関係について、自分の能力不足もありますが腹落ちしないところがあったので星4つとしております。
結論から記載されており、内容がとても簡潔で洗練されていると感じました。
Posted by ブクログ
理系版『ほったらかし投資術』
【良いところ】
①数値的根拠やシミュレーションにより具体的にイメージしやすくわかりやすく構成になっている
②何をすべきかが可能な限り具体的に書いてある
③良い意味で夢のない投資理論
④用語の定義を明確にしている
【個人的に好きな部分】
・iDeCoの方がNISAよりお得度が高いという主張
→否定派がいるが個人的にはこの主張に賛成。
制度を調べて知る努力を放棄したツケを他人の意見で補填する人が多く、辟易することが多い。
よくある否定的な見解としては
①60歳まで引き出せない
→老後の資金の準備を全くしない、する必要が無い人にはデメリットが大きすぎるが、そうでない人の場合は致命的な悪影響はない。
後述のとおり掛金額のコントロールはある程度可能なので、現在の家計を圧迫しない掛金額を見誤らなければそれで済む。
・毎月の積立が負担になる
→スモールスタートで始めて、後から掛金額を調整すればそれで済む。
正社員なのに月5000円だけでも老後に回す余裕が無いのであれば職業選択と金銭感覚について時間をかけて振り返った方が良い。
・税金の繰延にしかならない
→受取時の収入や方法によって税金の徴収額が異なってくるので、どの程度コントロールが効くのか自分で責任をもってちゃんと調べる。
自分のライフプランへの影響の大きさは自分で算出して判断する話であって、他人様の都合やそれに沿った意見を拠り所にするのは間違っている。
・国の制度は後から変わる
→仮に変更があるとして、その結果として運用した額を大幅に毀損されると予測を立てるのはあまりに穿ちすぎている。
・手続きが面倒、税金のことは難しい
→ネットで制度の内容を調べたり、シミュレーションができたりと必要な環境は簡単に手に入る。一個人の怠惰と不勉強については当人の不始末。
と思うことが本当に多い。
調べた結果として本当にメリットを受けられない方がいる一方で、イメージと憶測に根差した意思決定で機会損失を無自覚に垂れ流し続けている方も残念ながらいる。
同年代でも、不勉強な人ほど国の在り方に不満を溢したり、不動産屋の口車に乗ってローンを組まされた挙句ワンルームを押し付けられて持ち出しを余儀なくされたりと人生が充実していないように見える。
自分の目で見て検証する力は豊かさに欠かせないのだとつくづく思う。
Posted by ブクログ
本書では、インデックス投資の有効性が非常に分かりやすく、しかも、結論が先に簡潔に述べられています。
著者は、オルカンやS&P500のような時価総額加重平均によるインデックスファンドを保有し続けることを推奨しており、また、マーケットタイミングを取るべきではないという著者の主張には納得させられるものがありました。
なお、為替リスクについて、それほど恐れることはないと主張されている部分については、なるほどと思わされました。
Posted by ブクログ
とにかく基本。
インデックスについて話されています。
一昔前は、投資信託は、見えないからという話しが聞こえたが、世界の運用プロが激選銘柄をパックしている部分も、あるので迷うなら購入を後押ししてくれるような
肉付けの一冊でした。
教科書のような書体なので合う合わないは出ると思います。