あらすじ
ラウレンテ公爵の一人娘であるアリーチェ・ディ・ラウレンテは、王宮の舞踏会に参加していた。
彼女の手を取っているのは、アリーチェの婚約者である王太子ジルベルト・ロッティ・アンジェリス。
そのとき、大広間の中央扉が勢いよく開き、若い娘が会場内に飛び込んできた――。
どうしてか、アリーチェは彼女の名前を知っており、酷い頭痛に襲われながら転生前の記憶を取り戻していく。
ここは十八禁乙女ゲームの世界で、しかもアリーチェはヒロインとジルベルトの恋を邪魔する悪役令嬢なのだった!?
次に目が覚めたとき、ジルベルトがベッドの横にある椅子に腰掛けていたのだが――?
彼の頭上には親密度を示す数字が現れており、しかもそれがマイナス3000を示していた――!?
アリーチェはジルベルトの未来を思い、自ら婚約破棄を申し出ることに。
その後、家を出て、一人で生きていこうと情報収集に奔走するアリーチェ。
隣国からの留学生の手を借り、隣国まで逃げようとしたのだが、約束の場所にはなぜかジルベルトがいて……?
「君は他の誰にも渡さない」
しかも、いつの間にか親密度が999になっていたジルベルトから熱いキスを落とされてしまい……!?
感情タグBEST3
うーん
ヒーローとの好感度がマイナスだったのが気づいたらマックスになってて婚約破棄しようとするヒロイン。これからどんな展開が!とワクワクしてたのですがほとんどヒーローと致しているシーンばかりで内容が薄いように感じてしまいました。主人公と側近の恋の行方だったり、モブの事件の所も掘り下げて欲しかったな。
蓋を開けてみれば
悪役令嬢に転生したことを知ったヒロイン。婚約破棄され断罪されるならと身を引くことを決意します。一方ヒーローはワガママで横柄なヒロインに辟易し婚約破棄しようとしていたものの変わったヒロインを逃がしたくなくなります。そして強引に妃教育と称して体を暴きます。好感度が見えるヒロインは嫌われたくなくてヒーローと距離を置こうとするものの、元から推しで好意を持っていたので体の関係は拒否できず。ヒーローは益々ヒロインの体に夢中になります。周りから見れば相思相愛。両思いになり結婚しても二人の世界でした。ただヒーローがヒロインの体には元から興味津々だったのが個人的にはマイナスでした。