あらすじ
★「雑談が苦手、でも人に好かれたい」と思っている、すべての人へ
「初対面の人と、何を話したらいいのかわからない」
「〝聞いてないでしょ!〟とよく言われてしまう」
「どうやって会話を続けたらいいんだろう……」
「ふとしたときの〝間 〟が怖い」
「人の話に興味がもてない」
「話を聞くときは、相手によいアドバイスをしなければいけない」
「いい関係をつくるためには、流暢な話術が何よりも必要である」
「積極的に話すのは苦手だけど、嫌われたくもない」
人とのコミュニケーションにおいて、こんなふうに感じている人は少なくありません。
この本は、そのような悩みや思い込みから、あなたを自由にするために生まれました。
いきなりですが、結論を言います。
人と充実したコミュニケーションを取るためには、上手なアドバイスも、流暢な話し方も、必要ありません。
「相手の話を、しっかり聞く」
まずはそれだけでいいのです。
「質問家」として、これまで10万人以上の話を聞き、悩みを解決してきた筆者が満を持して書き下ろす「聞くチカラ」のすべてをまとめた1冊が誕生しました。
口ベタ、人見知り、雑談が苦手な筆者自身が、いまでは5000人以上の巨大コミュニティを構築するまでに至った「人に好かれるコミュニケーションのポイント」を36に絞り、端的に解説。
これまで筆者が書いてきた「質問」という切り口から、さらに日常のシーンで使いやすいスキルだけを厳選して書き下ろした、マツダミヒロ流コミュニケーションの決定版。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
自分が実際に試行錯誤の末に実践している(意識している)ものもあれば、自分の悩みの答えも書いてあって面白かった。
話さなきゃ、相手の情報を聞くのは失礼かなと思って自分語りが多くなってしまっていて対処法が分からなかったので質問をする前提に相手の話を聞ききることは重要だなと思った。間の恐怖に囚われすぎないように...
95:5の法則、話す時と聞く時の処理スピードの差なども新発見だった。
コミュニケーションに悩んだ時や拒否感が出た時にまた読み返したい。
Posted by ブクログ
相手に好かれるコミュニケーションに必要なことは、上手く話すことではなく、気持ちよく話せる相手になること。
相手が降ってきた話に対して、話題の方向性が定まる前に自分で連想した方向へ質問をしてしまったり、途中から自分の話題に変えてしまうことはたまにやっているかもと思った。
人は自分のことを話したいものだとわかっていてもつい自分の話をしてしまっていることへの自戒になった。
また、話していて心地がいいと思う人はいつも自然に褒めてくれていると改めて思った。自分も恥ずかしがらずに相手のいいと思ったことを褒めようと思う。褒められて嫌な人などいないのだから。
最後に紹介されていた聞くチカラを加速する5つの魔法の質問は、すでに実践しているものもあるけど確かに効果のあるものばかり。どんどん実践して聞ける人になっていきたいと思う。