【感想・ネタバレ】イチから知りたい 日本のすごい伝統文化 絵で見て楽しい!はじめての和の音楽のレビュー

あらすじ

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「イチから知りたい 日本のすごい伝統文化」シリーズ第5弾は「和の音楽」。
今の小学校では、音楽の授業で琴を弾く。三味線や和太鼓など、「和の音楽」について学ぶ機会も多い。洋楽が基調の音楽が当たり前の時代だからこそ、和の旋律が見直されている。
世界でも大ヒットしたJ-POPの曲は「ヨナ抜き音階」といって、「ファ」と「シ」の音を入れない、日本人に耳馴染みのいい音階で作られている。
本書では、貴族や武士、庶民の音楽、近現代の音楽、各地域の音楽と時代・ジャンル別に解説。楽器の音や音楽をその場で実際に聴けるQRコードも掲載。全ページイラスト図解、オールカラーで楽しく読める。

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Posted by ブクログ

「和の音楽」ってどんなものだろうと思ったことから手にした本。

日本の国歌である「君が代」は、平安時代につくられた「古今和歌集」のなかから選ばれて、雅楽の壱越調が採用されてつくられた「和の音楽」である。

縄文〜奈良時代の和琴、琵琶の誕生から始まる。
平安時代の貴族の愛した音楽で雅楽が誕生、発展し横笛、篳篥、笙、太鼓、鉦鼓、羯鼓、笏拍子など。
鎌倉〜安土・桃山時代は、能の誕生。猿楽の流行。
狂言など。和の楽器ではなく法螺貝。
江戸時代は、三味線に箏の流行。尺八。
明治時代に津軽三味線、大正琴。

その後、民謡が地方の伝統文化として広まる。
有名なのは「ソーラン節」「相馬盆唄」「八木節」「よさこい」「エイサー」など。
小学校の運動会の出しものにもなっている。
沖縄で有名なのは、「三線」。
アイヌではウポポ。ムックリやトンコリもある。

時代ごとに和の楽器がわかり、こんなにもあったのか?と驚くほど。
日本人なのに…知らなかったものも多かった。
わかりやすく書かれいて、ふりがなつきなので小学生中学年から楽しみながら学べると思う。

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2024年09月07日

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