あらすじ
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琉球大学でいまも研究を続ける日本一の「タコ博士」が、いまだ多くの部分が謎のベールに包まれているタコについて、88個のQ&A方式で解説する一冊。
●タコには心臓が3つ、脳が9つある!?
●タコのうでは、じつは折り曲げる場所が決まっている?
●タコは力持ちだけど、「重さの違い」はよくわからない?
●陸上を走るタコもいる?
●貝殻をもっているタコもいる?
●タコとイカの吸盤はぜんぜん別物?
●タコにも右利きと左利きがある?
●タコは「光の種類」が見分けられる?
●タコも夢を見ている……かも?
●タコはカモメを食べることもある?
●タコの死因は2つしかない?
●「地獄の吸血イカ」とよばれるタコがいる?
●ネコにタコを食べさせちゃダメ?
●タコは真水に入れると死んでしまう?
……などなど。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いまタコ研究が熱い。タコがチンパンジーやカラスのように賢いだなんて、10年前まで、だれも(研究者さえも)考えちゃいなかった。本書は、この海の賢者タコの秘密に88のQ&Aで迫る。
「です・ます」のソフトな語り口で、タコの体の謎、能力の謎、感覚の謎、生き方の謎、一生の謎などを解説している。ちなみに、エンジェルナンバー88番目のQAは「タコの幸せって何?」。
本書の刊行直後、類書の吉田真明・滋野修一『タコ・イカが見ている世界』(創元社)も出た。当然内容の重複が予想されるが、驚くことに、重なりはほとんどない(吉田・滋野著はゲノムに力点)。両方読めば、タコについての基礎知識は完璧かもよ。
Posted by ブクログ
タコについて、日本人ほどタコを食べる民族はいないといわれると、ふむふむと頷いてしまう。しかし、それほどタコに詳しいかというと首を傾げてしまう。食材としてのタコという側面だけでなく、生き物・生物としてのタコ。生態はまだわからないことも多いそうだ。次なるタコ博士に贈る。タコのひみつ。ひとつひとつが短い文章で難しくなく書かれている。読みやすい。
Posted by ブクログ
タコの謎について学べたー。
覚えてるのは、タコは完全養殖できないこと!
赤ちゃんを育てるのがむずい、えさがカニであること、大量に用意するのむずい。
完全養殖は日本で出来たが試験的、商業用はまだだが必ずきっとできる、うなぎの様に
ミミックオクトパス
動物の中には嘘つきがいる、スズメバチは恐ろしい毒針を持つ体が黄色と黒の縞模様、これは警告色と呼ばれる。これとそっくりな出立ちのハナアブがいる。
毒はないがアイツは危険だと敵を誤魔かせる。これを擬態と呼ばれる。
たこにもいる。インドネシア原産
ウミヘビやミノカサゴ、ウシノシタの真似をする。どちらも毒あり
姿形だけでなく、動きも真似する、モノマネ芸人!
ムラサキダコ
世界一小さいタコ、メスに比べてオスは信じられないほど小さいことを矮雄と呼ぶ、チョウチンアンコモウもそう。
ピグミーオクトパスも10円玉並み
ヘーリーオクトパス、みんな同じ小ささ。
どんな暮らしをしてるかは謎!
日本はタコ大国?!
良く国内で目にするのはマダコ、たこ焼きやら酢物、お寿司など、兵庫県の明石や瀬戸内海、暖かい海
次は、ミズダコ、最大のタコで青森県など冷たい海
世界には250〜300種類のタコがいる中で53種類も存在している。2割もいるタコの国だな!琉球列島の周りで20種確認されてる