あらすじ
◆TV、CM、電車や駅で聴く、関西でお馴染みのあの声の“プロ中のプロ”が、信頼される「声」と「話し方」のスキルを初公開!◆
著者の下間都代子氏は、FM802のアナウンサーを経て、現在、TVやCMなどで大活躍。阪急電鉄の車内放送、京阪電車の駅構内放送などでも著名な、関西では知る人ぞ知る、実力派アナウンサー、ナレーター、ボイストレーナー、話し方講師。本書は、話し方・発声講座などで3000人超を生まれ変わらせてきた著者のスキルを書籍として初めて公開します!
◆「声」と「話し方」の両面から、“秒”で信頼される【シンプルなのに効果的】な方法を教えます!◆
本書で解説するのは、誰からも「信頼」され、相手が思わず「本音」をもらすプロのスキル。分析ゲーム、ギャップ探し、声に感情を乗せるワーク、相槌の音色、5つの音のエネルギー、決めつけクエスチョン、感情を揺さぶる方法、腹式発声、抑揚・緩急など、それぞれがすぐにできる、【シンプルなのに効果的】なスキルばかり。
★声には「人柄」が現れます。話し方には「人間性」が現れます。本書はそれらを磨くスキルを紹介しています!★
<本書の構成>
序 章 信頼できると心のヨロイを脱ぎたくなる
第1章 この人なら!と相手が語りだす「聞き方」
第2章 この人なら!と安心できる「声の魔法」
第3章 この人なら!と信じられる「話し方」
第4章 この人なら!とついていきたくなる「説得力」
第5章 この人なら!と心震える「声のエネルギー」
終 章 もっと信頼される人になる「声と話し方」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
相手を尊重した上で、適切な「声」を使って、相手にとってわかりやすく、寄り添った「話し方」が基本
聴くことは相手の話を受け入れ「ゆるす」こと
先に自分の心のヨロイを脱ぐ
決めつけアクション
声の抑揚で脳を騙す
声と話し方と聞いて、発声練習や言葉の選び方の本と思っていたが、相手の話を興味を持って聞くところから始まる!という内容で驚いた。発声練習というよりも、骨導音と気導音の違いがわかり、これまでの自分が、いかに骨導音で話していたかがわかり、声が通らないという悩みも解決できた1冊。
Posted by ブクログ
信頼されるために必要な「声」と「話し方」について知ることができる。
話しに自信がない人におすすめ。
【概要】
●まずは「聞き方」のポイント
●理想的な声の高低、スピード、ボリューム、抑揚
●信頼感が高まるポイント
●説得力が高まるポイント
●声のエネルギー
●敬語の必要性
【感想】
●前半は、読む前から予想していた内容であった。「説得力」を高めるためにはどうすればよいか、特に「話し方の文末」はまったく反対の認識であったため勉強になった。
●書かれている内容を一度にすべて実践することは困難であるが、少しずつ意識して身につけたいと思う。
Posted by ブクログ
声の抑揚や緩急による説得力の解説など読み応えがあった。
ともすればおろそかになりがちなフィジカルな要素だがメールコミュニティー全盛の今だからこそアナログの伝え方について振り返ることができて、公私共に活かせる気づきがあった。
Posted by ブクログ
話し方について、かなり論理的に説明されている。テーマとして、書籍化と相性が良くない可能もあるが、QRコードリンクで動画サイトを活用するなど、工夫が良い。再読して活用したい。
Posted by ブクログ
声と話し方を変えることで、信頼はより得られやすくなる。
タイトルにある声の出し方、話し方についても書いているが、はじめは聞き方から入っていく(まずはちゃんと聞くことで信頼を得る)。自分からの出し方でけでなく受け入れ方も大事というのを、あらためて実感した。
話し方について語尾をちゃんと言うというのも、経験上納得感があった。
また本書は心のヨロイを脱ぐといった表現がよく出てくるのが、印象に残っている。聴す(ゆるす)というのも初めて知ったが、まさにこの本を象徴するフレーズと思う。