【感想・ネタバレ】雷鳴りて春来たる 2のレビュー

烏目松

令和五年、夏。大正時代から百年後の現代にタイムスリップしてしまった戸惑いの中、少しずつ今の暮らしや高校生活に慣れてきたハル。持つことのなかった視点や考えに触れ、大正時代に戻れた時にできることを前向きに考えていた。ハルの存在を知る老女と出会い、「関東大震災」で自分の家族が被災したと聞くまでは…。
「自分の進むべき道」を凛々しく歩む大正乙女の物語、完結！

[ブクログ · ★★★★☆]

もっと引っ張るかと思っていたら、意外にあっさり終わってしまった……。一夏の冒険的なアレなんだろうな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイムスリップ女学生もの
２巻で完結です。

青太と学校生活を送るうちに
楽しいだけではダメだと気づいたハルちゃん。
姉の朱里の大学も見学させてもらって
少しだけアルバイトも経験。

ヤナ君のおばあさんとの出会いから
関東大震災のことを知り
防災体験ツアーにも参加して
この知識を持って帰れないかと願う。

短い物語でしたが、大切な友人もできて
それが彼女の後半生に生きたのでしょう。