【感想・ネタバレ】傷物令嬢の最後の恋のレビュー

瑪々子 / 白谷ゆう

オーレリアには、こめかみに醜い傷がある。
それはかつて婚約者のトラヴィスを庇ったことにより負った傷であり、
その後トラヴィスのオーレリアに対する態度は少しずつ冷たくなっていった。
――傷心の最中、トラヴィスとの別れを選ぶオーレリア。
すると時を同じくして、彼女のもとに現れたのは一人の少年だった。

「あなたにお願いがあります。僕の兄のギルバートを看取ってはいただけませんか？」

かつて天才と呼ばれていた魔剣の使い手であるギルバートの家から持ち込まれた、
一つの訳ありの縁談。
居場所を失っていたオーレリアはそれを受けることを決めるが――？

一人の令嬢が、傷ついた果てに真実の愛を手に入れるまでの
ハッピーエンドラブストーリー！

[ぶちゃこ · ★★★★☆]

ヒロインを貶め心に傷を負わせた元婚約者と妹。ヒーローがピンチな時に彼を見捨てたかつての婚約者。元婚約者はヒロインから受けていた治癒の素晴らしさを理解せず彼女を切り捨て、其の所為で、これからは本来の自身の力で生きていかなければならない。きっと、目の前にはヒロインの力を存分に与えられた、しかも元々自分よりも卓越した技量のヒーローがいるわけで。自業自得とはいえ、なかなかのざまぁですね。妹は、バカにしてきた姉の傷よりもひどい傷とともに生きていくことになりますが、考えてみれば、この姉妹、二人とも元婚約者の所為で、顔に消えない傷を負っているわけなので、やっぱり酷い奴ですね。

[teo · ★★★★☆]

推しはかる・・

人の気持ちがわかったら良いのに。なんて思うことがある人は多いと思いますが、
本当にわかってしまったらしんどいだけなのかもしれませんね。
　それに寄り添うことのできるヒロインは強い人なのだと思います。

＃胸キュン ＃感動する ＃深い

[匿名 · ★★★☆☆]

一人何役？

　面白いストーリー展開でした。
　ただセリフが説明調なものが多く、そのせいで違う人が言っているにも関わらず、同じ人がずっと喋っているようにも感じられ、面白さを半減させられました。