あらすじ
転入初日から河原でサボリを決め込んでいた小林忍(こばやし・しのぶ)は、男にいきなり呼び止められる。彼は担任の山崎太一(やまざき・たいち)。人付き合いが苦手な忍とは対照的な、ラフでフレンドリーな太一は生徒たちに人気があった。次第に太一が気になりはじめる忍だが、ある日、太一が裏でホストまがいの仕事をしていることを知ってしまう。淋しさを埋めるため、太一を金で雇おうとする忍――。ホントの愛は、どこにあるの? 桜井まちこが贈る“たったひとつ”探しの物語。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
また桜井まちこさんシリーズ~。
ってことで「H」です。
なぜにH?と思った方…読みたまえ!
Hなのだよ、恋愛は!Hなのだよ、愛とは。
…いや、勘違いしないでね。エロイとかじゃない。
「H」の意味。そして禁断の恋?
太一という先生がいるんですが、
これまたもう、惚れてまうやろーなんですよ。
主人公の忍のリアルな恋愛感情や周りとのすれ違いさ?!
もう桜井さん、マジ好きっす。ってなります。
なんとなくですが、私だけかもしれませんが、
桜井さんの作品を読み終わると、切ない気持ちと
抑えきれないもどかしい感情が沸き出てきます。
絵や台詞、人物の描き方とかが原因なのか…
まぁ、単に私が感情移入し過ぎなのかは不明ですが。
読んでみる価値はあると思いますよ。
物足りなさを感じる人は、きっと自分に物足りないからです。
本はじっくり深く読まなければ、きっと本当の良さは分からない。
そう私は思いますです。
*依己*
Posted by ブクログ
全6巻
泣いてるシーン描くの上手い。セリフが一切ないコマの雰囲気とか、間の取り方も上手い。だからその空気になんとなく感情移入してしまうけれど、よく考えてみると主人公の言動はなかなか理解というか、感情移入できるものではない・・。忍と太一カップルの考えていることはぶっちゃけよくわかんない。そのまわりの人たちの言動には首尾一貫性があるというか、わかりやすいねんけどな・・。
Posted by ブクログ
教師だって所詮ひとりの人間。間違ってる事もやるし弱い部分もある。
中学〜高校にかけては先生とも呼びたくないクソな奴が多かった。高1の時、男友達が制服のシャツを出してただけで学年全員の前でビンタを何発もくらった。そしてどの先生もそれを止めようとしなかった。その時に「大人はクソだ」と思った。
太一みたいな先生がいたら、学校辞める子ももっと少なかっただろうな。
Posted by ブクログ
シリアスそのものって感じ。ただ,あたしは桜井先生がほんとにだいすきで。絵とか全部,台詞とかまで好きで。だから読んでるだけで桜井ワールドに浸れます。先生と生徒って,すごく大きな境目を持ってるのに,こんなに近くに,でもやっぱり遠くに描ける,桜井先生は天才だと思います。
Posted by ブクログ
本当に読んでいてせつない。もどかしくて、手に入らない恋なのに惹かれてく。
忍と太一が好き。忍はきっと私に似ている。周りの恋ももどかしい。
なんとなく買った漫画なんですけど、買ってよかったと想えた。
これからどうなるかが全く予想つきません。
Posted by ブクログ
親の愛に飢える不器用な主人公・忍と、実は出張ホストを副業とする高校教師・太一の話。
頑なで本当の自分を見せられない2人の純愛。
表情の見せ方とキャラの感情がストレートに伝わってくるコマ割が好きです。ただキャラの口がたらこぎみ。
泣けます。