あらすじ
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韓国語は学びやすい! 語順が似ている、使える場所も多い、論理的な構造もその理由の一つ。そんな学びのツボがピタリとわかる一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
韓国語お上手ですねと褒めてくれる韓国語話者は多いだろう。でもまあ、そう言われているうちは、どこまでも母語話者のようには聞こえていないと思って、自らを打ち鍛えるのがよい。
東京外大に設置されていた日韓対照言語学や韓国語教育を大学院で専攻する大学院生の授業の話が楽しそうだった。
日本の大学の授業は非常勤講師が担っているのに、授業の内容とは関係なく、何年勤めたら取り替えるといった没教育的な制度を推進している。
参考文献の量がすごかった。韓国語を言語として非常に深く理解されている先生だった。
Posted by ブクログ
韓国語を学ぶ上で必要とされる前提知識を提供してくれる。本を読んでいるのではなく、野間先生の講義を聞いているような気になる書き方である。初級者だけでなく、中級者、上級者への情報もあり、また語学教育についても一家言をお持ちである。かなり内容が厚いと思われる。前著の「ハングルの誕生」も読んだ。
Posted by ブクログ
私には韓国語との甘い恋愛期がなかった。気がつけば韓国語、振り返ればソウル。デラシネの哀しみ。かの地にしっかりと根を張る友人知人の韓国語愛を羨ましく思い、老いらくの恋でもしてみるかと本書を求める。想像以上に熱い著者の語りに圧倒されるが単なる韓国語賛歌ではない。やがて韓国語を導き手に広大なる言語の海へと漕ぎ出すめくるめく展開。韓国語が分れば理解し易いことは確かだが、未知との遭遇なら書中にて一目惚れできるかも知れない。他言語学習者にもお勧め。この著者の書くものなら『エスペラント語をいかに学ぶか』でも読むと思う。