【感想・ネタバレ】バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語のレビュー

あらすじ

主役=川相昌弘と「偉大なるミスター」が演じた不条理劇、原、清原、元木、一茂らが繰り広げるスラップスティック。――ハミ出し野球記者が描き切る巨人軍10年の真実!! 誰も書かなかったベンチ裏の人生模様。 痛快!「ジャイアンツ劇場」。

長嶋茂雄「おい、川相。バントの世界記録な、あといくつだったっけ?」
原 辰徳「よく地団駄踏んでるんだよ、おれ」
元木大介「ああ、今年も、野球をやる身体になってきた」
村田真一「ジイ(川相)のユニフォーム、もう用意してあるんや。おれらと同じ80番台のユニフォーム」
川相勇太(長男)「どうして江藤なんか獲るんだよ!パパが守るところがなくなっちゃうじゃないか!」
川相昌弘「残ったのはおれと桑田だけや」

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Posted by ブクログ

いわゆるタフロイド紙の記者が、川相選手に迫ったドキュメントものである。

 印象にのこるのは、2000年9月24日のあのサヨナラ優勝を決めたゲームのことだ。当時長嶋監督は「1点ずつ返していけばよい」とベンチにハッパをとばしたが、川相は「5点取らないとダメだ」と長嶋監督に聞こえるように檄をとばしたというエピソードがある。

 地味と言われながらも実際は熱い選手。かんしゃくを起こすことも多く、札幌の堀内コーチとのくだりもこれでよくわかります。

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2023年05月15日

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