あらすじ
多才な女優・森川葵さんによる文章一本勝負のエッセイ集!
このエッセイを読んでくださるみなさまが、何かを感じ、拾いあげ、確かに私もなぜだか人生諦めきれないかもなぁと思ってくれるだけで出版される意味があるのかと思う。ーー森川葵
女優としてドラマや映画をはじめ、バラエティ番組など様々なジャンルで活躍中の森川葵さん。書籍化に際して、小説現代の連載を加筆修正、新たに書き下ろしが加わり全26篇のエッセイと自身による手描きのイラストを収録。
本書では、文章を書くこと、女優としての思い、愛猫のことなど、何事も器用にこなす異才・森川さんの日々の諦めきれなかったエピソードが綴られています。
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Posted by ブクログ
ワイルドスピード森川が好きで読んでみた。
何事も器用にこなし、上手く人生を送ってると思っていたが、悩みもあり、陰で努力していることもわかった。
「今日より若い日は来ない」が書かれた章が心に残った。目の前にあることを、仕事でも、あそびでも、ただ寝るだけでもそれを理解して日々送りたい。全て自分で選択して生きていこうと思った。
これからも頑張ってほしい。
Posted by ブクログ
「ワイルドスピード森川」の姿を思い浮かべてしまうので、要領よく運動神経も良い方なのかと思ってたけど、
そうではないらしい(笑)
ちょっと意外な一面とかもあったりして、面白かった。
仲の良いお友達がいるのはとてもいいこと!
Posted by ブクログ
普段は、小説しか読まないので骨休め。
ドラマ好きなので、森川葵の出演するドラマも何度か観たことがあるので、女優の人としか印象がなかった。
エッセイを読んで、表現することが得意な人という
違った印象を持てた。
結構、こだわりのある性格や、舞台の演技はドラマや映画と違うプレッシャーがあるのかということも
分かった。
森川葵のドラマを観た人にはオススメです。
Posted by ブクログ
ほんのりどこかでお見かけしたな、くらいの知識で読み始めました。
日常について、ありのままの心で書かれた内容。
書かれていることは、いい意味の方で中学生のブログかなと読み進めた。文体がたまに背伸びするところもまた中学生のよう。いい意味で。
等身大な彼女を応援したくなる人も多いのでは。
Posted by ブクログ
芸能人のことを「タレント」などと言ったりする。これは完全なる和製英語だが、ときとしてこの人たちは、まさに「才能」としか呼びようのない能力を秘めていることがある。たとえば、こう言っては失礼だが、教養のかけらもなさそうな人に俳句のセンスがあったり、初めてなのに上手な絵を描いたりする。その意味では、森川葵さんという人はもっとも不思議に満ちた存在で、著書を出すと聞いて興味を押さえられなかった。
意外というわけではないけれど、初めての執筆ということで、だいぶ気負っているのが全体から伝わってくる。タイトルに「人生」なんてつけてしまうところが真面目すぎて微笑ましい。連載前から単行本化も決まっていたそうで、たぶん「形に残るものだからちゃんと書かなきゃ」という責任感みたいなものがあったのだと思う。きっとお芝居でも真面目で責任感が強い方なんだろうな。
真面目だと思われたくない。雲のように掴めない存在だと思われたい。本人はそう書いているが、「毎回二千字のハードルが高かった」と言いながら、あとがきはもっと長かったり、解説を一般人の友人に書かせたり、そのままで十分謎です(笑)。
Posted by ブクログ
『「ワイルドスピード」は無理でも「ノーマルスピード」くらいにはなれるかもしれない作品』
「ワイルドスピード森川」の異名(笑)を持つ森川葵さんのエッセイ。
最近YouTubeで気になっていた方だったので、本屋で見つけて思わず購入(笑)
個人的には「今日より若い日は来ない」という言葉が心に残った。
森川さんはそう思うことで「まだチャレンジできる」というモチベーションを維持しているとのこと。
それを胸に刻めば、自分も「ワイルドスピード」は無理でも「ノーマルスピード」くらいには成長していけるかもなと(笑)
ぼちぼちやって行こうかね…(´∀`)
<印象に残った言葉>
・人生において何をしていてもずっと、答えがわからん。この言葉がついて回ると思う。でもこの言葉をきっかけに考えてみるということが、その答えに一歩近づくヒントなのかもしれない。(P22)
・人に相談する勇気。これは簡単なことではない。経験上、辛ければ辛いほど平気なフリをしてしまう。難しいことだけど、辛い時には辛いと言う勇気を持って生きて欲しい。これができるようになって、私は少し強くなれたから。(P70)
・「今日より若い日は来ない」〈略〉「あの頃はまだ若かった。チャレンジしておくべきだった」と何度も繰り返すであろう。しかし私は気付けたのだ。明日の私より今日の私はまだ若い。そう考えながら、これからの人生を積み重ねていくのは幸せかもしれない。これまで働いて稼いできた資金をもとに、歳も十分に重ね、若いからと大人から舐められることもなく、自由にそして多少我儘に私の求める人生の歩み方ができるのだ。(P109)
<内容(「BOOK」データベースより)>
多才な女優・森川葵さんによる文章一本勝負のエッセイ集!
このエッセイを読んでくださるみなさまが、何かを感じ、拾いあげ、確かに私もなぜだか人生諦めきれないかもなぁと思ってくれるだけで出版される意味があるのかと思う。ーー森川葵
女優としてドラマや映画をはじめ、バラエティ番組など様々なジャンルで活躍中の森川葵さん。書籍化に際して、小説現代の連載を加筆修正、新たに書き下ろしが加わり全26篇のエッセイと自身による手描きのイラストを収録。
本書では、文章を書くこと、女優としての思い、愛猫のことなど、何事も器用にこなす異才・森川さんの日々の諦めきれなかったエピソードが綴られています。