あらすじ
職場の理不尽や人間関係の問題を、そもそも起こさないために!
嫌な人が嫌なことをする前に、ストレスゼロで働くためのガイドブック
職場には災害とも言える、人間関係の問題や理不尽が溢れています。
・言い方がキツい
・陰口を言われる
・イライラをぶつけてくる
・マウンティングしてくる
・自分の非を認めてくれない
・仕事ができない人のしわ寄せがくる……
でも何をされても、「耐えるしかない」「気にしないことしかできない」と思っていないでしょうか?
実はこうした問題は、悩む前に、未然に防ぐことができるんです。
この本は、人間関係の問題を災害に例えながら、心理学に基づいた「そもそも問題を起こらないようにする方法」を紹介していきます。
すでに悩んでいる……という人も安心してください。
「起こってしまっても悪化させない、やめさせる方法」も紹介しているので、実践すればどんどん働きやすくなっていくはずです!
相手を知り、うまくかわし、ストレスを溜めず、やり過ごす。
きっとあなたの悩みも解決できる、人間関係の防災ガイドです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
可愛らしいイラストで、職場をいやぁな雰囲気にする人への対処法を説明してくれている。
確かに嫌な人を「災害」として見たら、対策は立てやすくなるかもなぁ…と納得。
うまく役立てて行きたいです。
Posted by ブクログ
職場の人間関係対処法がパターン別に書かれています。問題ある人の特徴やバックボーンなどわかりやすく説明されており、その対処法が完結に書かれています。職場のめんどうな人の扱いをどうしたら良いかと思い手に取り、参考になりました。
Posted by ブクログ
職場で起きがちなトラブル、困った人間関係の解決方法について、とても丁寧に分析・細分化されて具体例を挙げながら解説された本。
会社を辞める方の理由の中に「人間関係が上手く行かなくて、、」と仰る方が多くいますよね。
そんな方たちの原因や解決方法の糸口になりそうな一冊です。
(自分は悩んでいる部下へのアドバイスに使えそうでした)
本書がとても分かりやすく感じるのが、トラブルの事例ごとに原因から解決方法まで章立てでまとまっていること。
読み進めると、「これは〇〇さんだな~」と感じる部分があるけれど、「もしかして自分は、これかも?」と自省してしまう箇所も多々あり、とても勉強になります。
興味深かったのは、「具体」と「抽象」を細分化して解説されていた箇所、
仕事を進めるうえで「具体的に」は大切なことですが、如何に自分が「抽象的に」やってきたか? を感じて、心に刺さりました。
Posted by ブクログ
職場でどこかにはいる悩ましい人たちの特徴、付き合い方、改善の仕方などをまとめた本。
ピリピリ、ムカムカ、イライラの3つのカテゴリー別に10種類の悩ましい特性を持つ人の事例を紹介している。
自分も含めアルアルの人ばかりでとても分かりやすかった。
最初は嫌な人を交わす方法を知るために読んだのだが、色んな人がいることを理解することで、どう上手く付き合って良い関係を築いていくか?の方に視点が少し変わったのがとても良かった。
今後色んな方と上手く付き合っていけるよう(とは言え無理はしない)行動していこうと思う。
Posted by ブクログ
色々な人がいて、誰しも苦手な人、嫌いな人がいる。
本来なら関わりたくないけど、関わらないといけない。
そんな時にどうしたら良いか方法が書かれた本。
色々なタイプの人の特徴、その人がなぜそんなタイプの人になったのか背景や心理学的な事も含め書いてある。
Posted by ブクログ
人間関係に起きがちなパターン30選。
現象のバックボーンと対策、改善策が、項目ごとに分かれて書かれており、とても読みやすい本です。
心痛い部分やこうならないようにしよう。と思う反面、
そんな完璧な人間は居ないし、
対策と改善策を把握して、上手く折り合いを付けて関わっていくことが必要なんだろうなと感じました。
Posted by ブクログ
職場の人間関係防災ガイド。職場の嫌な人や対処方法の事例がたくさん紹介されている。自分の職場にも当てはまる事例がいくつかあった。適切な対応をとってストレスを抱えないようにしたい。
・キツい言い方落雷は、相手への期待が高いほどイライラして、キツい言い方をしがち。期待していることを探る。
・自己顕示欲火山の噴火は、愛されるための手段。幼い頃から、無条件に愛された経験がない人。
・ 手柄の横取り台風は、空っぽの自分を賞賛でうめようとする悲劇。評価基準がいつも他人軸。
・人によって態度を変えるは、人から一番嫌われる行動だと証明されている。
・えこひいきゲリラ豪雨は、判断基準は好き嫌い。自分を慕って、頼ってくれる部下や同僚には優しいが、反抗的な部下や言うことを聞かない相手は自分を否定する敵とみなす。また自分より優れた部下も嫌い。自己肯定感が低く、自分を支持してくれる人を必要としている。この手の人にはそもそも嫌われないことが一番の回避方法。それ以外の方法はとにかく距離を置く。または弱い部分を見せることで、徐々に相手の懐に入る。
Posted by ブクログ
怒鳴る人は「怖い人」じゃなくて「怯えている、かわいそうな人」(今の時代もういないと思うけどねぇ)。
キツい言い方:内容は受け止め「伝え方」を直してもらうように落ち着いた声のトーンで伝える(「感情的に言われると萎縮するので」もあり)。
マイクロマネジメント:原因は「不安」「自己顕示欲」、自分から早めにホウレンソウ、「完璧を目指すより、まず終わらせろ」(byザッカーバーグ)。
うっかりミス:マルチタスク→集中力が途切れミスが増える、一度にするお願い事は一つに絞る、手順と見通しが明るい→シミュレートできる→ミスを防ぐ。
指示待ち:基本的なことは事前に伝える「どうやろうと思っているか?」などのコーチング的な質問を試す、相手が考える時間を必ず取る。
繊細さん:失敗しても否定語は使わない「クヨクヨするな」とか、先に情報提供をしてリハーサルをしておくと安心して適応できる。
Posted by ブクログ
職場で起こる人間関係のトラブルを様々な「災害」に例え、それぞれに対して分析や対策を教えてくれる一冊。迷惑な相手に立ち向かうのではなく、受け流したり未然に防いだりする手法が紹介されている。
個別の対策はわかりやすくためになるものもあるが、全体を通してみるとやや矛盾を感じる。とある「災害」に対する処置を本書の通りに講じると、自分もまた誰かにとっての「災害」になってしまうのでは……?
Posted by ブクログ
人間関係トラブルを災害に見立てた防災マニュアル。難癖、陰口、手柄の横取り、意見の押し付け、細かな指摘、燃え尽き、指示待ち、言った言わない等、様々な災害に対する対処法が満載。
人間関係を自然災害に置き換えるのは良いアイディア。地震や津波や竜巻は変えられないのと同じく、他人だって本質的に変えることはできない。ならば人間関係も災害と同様に、自分自身で避難先と備蓄を事前に用意し、災害の気配を感じたらあの手この手で避難する方が手っ取り早い。
こういう本を職場で自分の机に置いておくと、「私はあなたの言動に注視してますよ」という牽制の効果があるかも?