【感想・ネタバレ】天才少女は重力場で踊る(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

卒業単位欲しさに訪れた研究室で俺を迎えたのは、異様に不機嫌な少女だった。彼女は17歳にして教授だという。もう一人の老教授に宥(なだ)められ、案内された先にあったのは、未来と交信するリングレーザー通信機。うっかり未来を観測した俺は、自分と世界の存在を不安定にしてしまう。助かる方法はただ一つ! 天才×美少女×タイムパラドックス×暴走する量子=世界を揺るがす青春小説!

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Posted by ブクログ

裏表紙にある通り、残念系天才少女と主人公が出会い、そして、タイムパラドックスな青春小説。
登場人物が少ない為、それぞれ個性的で印象に残り易い。
SF要素がありますが、文章は読み易く物語にも入り込める作品でした。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

物語の長さ、展開の速さ、終わりかた、どれをとっても良作。だが、傑作にはならない。
傑作にはならない、というのは別に悪くいってるつもりはありません。
この作品はこれで完成していると個人的に思います。
あらすじは、大学四年生の主人公が単位が欲しいがために量子力学を扱うゼミに参加するところから始まります。
そのゼミにいたのは教授、経理担当、そして天才少女の三澄。
主人公は潔癖で物事の筋が通らないのはたまらなく嫌な性格をしており、この天才少女はがさつで突飛。意見が合うはずもなく、互いに嫌い合っていた。
そんな中、このゼミがどんな研究をしているのかを聞かされる。
その内容は、タイムマシンの研究。
具体的には、人ではなく、未来からのメールを受信し、タイムマシンの発展に役立て、未来を知る研究。
主人公はよくわからないまま、その装置の前でただゼミの人たちを眺めていると2通のメールが未来から来る。
1通目は三澄には関わるな。
2通目は三澄と恋をしないと世界が終わる。
恋と青春をタイムマシンが未来からお届けする、後味スッキリの良作です。
ぜひご賞味あれ。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

王道なボーイミーツガール
物理専攻としてワクワクする
シュタゲも大好きなので良かった
これと言って重い展開は訪れない上、展開もそこまでわかりやすくなく若干淡白な部分はあった。キャラの立て方はうまかったし、読後感がさっぱりハッピーエンドで爽快だった。
サイン入りも買えた!

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

制限付きだけど未来と会話できる通信機で未来からの指示を受け、まじめであるだけが取り柄のような大学生が、世界の破滅をかけて、100%ツンしかない天才少女と恋するお話。
ステレオタイプと言ってしまえばそうなんだけど、お話のテンポもよくて結構面白かった。未来と通信してるので時系列がややこしいですが、SF感はあまりないです。

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2024年07月07日

Posted by ブクログ

ありがちなタイムスリップもののSFに、萌え要素を追加した感じ。こいつが実は悪者なんだろう!的なチャレンジは、ことごとくはずれます

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

なにか新しい発見や、物語の喜びに触れるというより、キャラクターのかわいらしさとか、そういうものを楽しむ作品。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天才少女と一般大学生のタイムリープと恋愛の話。
端的に言ってしまうと簡易版『STEINS;GATE』
全体的に読みやすく、物語もすいすい進んでいくが、ピンチらしいピンチが訪れなかったのが残念だった。

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2024年08月24日

Posted by ブクログ

重たい感じの小説だと思って手に取ったけど、軽い内容の作品だった。
一言で言うなら、普通のライトノベル。
この小説の作者“緒乃ワサビ”のファンのため読んだ。

後書きにも載ってたが、緒乃ワサビ初の小説のため明るい話にしたと。
次の小説は重たいものを期待する。

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2024年08月19日

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