あらすじ
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今日、窓を開けてみる。この冷たい風は、きっと流氷に乗ってオオワシやクジラたちとともに日本にやってきたのだろうと思う。この暖かな風は、南国のヤシの木たちを揺らしながら、さわそわとアジサシたちとともに流れた風だと思う。(中略)この絵本を通じて子どもたちに、そんな見えない風にたくさん想像力を働かせて、感じてほしいと思う。(著者あとがきより)自然写真の第一人者・高砂淳二と、歌や絵本を通じて子どもに寄り添い続ける谷口國博。そんな二人が今を生きる子どもたちに贈るメッセージ写真絵本。
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Posted by ブクログ
きょう まどから ふく かぜは
どんなだろう…。
写真で かぜを感じられる。
空に浮かぶ雲の動きを眺めて、草のなびいているのを見て。
日陰に隠れているカピバラのおやこは、じっとしてる。かぜはどこへ。
うまれたばかりのガゼルは、かぜをどう感じたのか…
人と鳥が仲良くお話ししている…見ている先は、眩い海で かぜ 気持ちいいねと囁いているのか…。
こんな かぜ
いろんなところで かぜはふいている。
そして、どこに流れていくのか。
外へ出て かぜを感じてみたくなった。
思うように外に出られない日でも、
窓を開けて感じてみる。