あらすじ
【本書籍は発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシングの商品です】
静かな人の時代がやってきた！
内向型の生き方の本を１００冊読んで実践して、うまくいっていることベスト１００
厳選５０冊のブックガイド付き
「I型さん」とは、「内向型（Introvert）」のことであり、「外向型（Extrovert）」と並んでよく用いられます。最近は、「静かな人」と並んで内向型の代名詞のように用いられています。
本書の特徴は、内向型の著者が、内向型の本を100冊読み、実践することによって、内向的なままで、会員数200人を超える一般社団法人を設立、代表理事としてリーダーシップを振るまでにいたった実績に基づき、特に役に立ったスキルを上げているところです。
学んできた書籍から、50冊を厳選して、詳細な概要の紹介もあります。
どこから読んでも、必要なときに必要なところだけ読んでも大丈夫。内向型の頼れるパートナーたる一冊となることでしょう。
半分以上があてはまったら、あなたもＩ型さん！
□疲れたら、ひとりでエネルギーを充電する
□話す前によく考える
□観察するのが好き
□何かをする前によく考える
□自分ひとりでいられる場所が好き
□人づきあいは、どちらかというと狭く深くしたい
□雑談が苦手である
□パーティー、懇親会などの社交の場が苦手である
□邪魔されるのが嫌
□どちらかというと話すより聞く方が多い、でも自分にとって重要なテーマはよく話す
□物静か、内気、恥ずかしがり屋、人見知り、引っ込み思案と言われることがある
□できるだけ人混みは避けたい
□たくさんの人と話すより、一対一や少人数で話す方を好む
□興味の範囲は狭いが、深く知りたがる傾向がある
□争いごとをできるだけ避けたい
もくじ
第１章 自分の「内向性」を受け入れる
第２章 内向型が「ごきげん」でいる
第３章 内向型が「人間関係」をつくる・深める
第４章 内向型の「働き方・キャリア」
第５章 内向型が「リーダーシップ」を発揮する
第６章 内向型が「チャレンジ」する
Ｉ型さんのためのブックガイド
内向型の私を変えずに変えた本50冊
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
筆者が読んできた大量の内向型向けの本から、特筆すべきものを簡潔にピックアップしてくれているので、傾向と対策がこれ1冊でわかって助かる。
特に参考になったところ
・自己アピールが苦手なら記録して共有する
・80点でokとする（80点は20%の労力で達成できる。100点にするまでに80%の労力を使ってしまう）
・相手のタイプによって準備するものや伝え方を変える。大きく4タイプある。
・YWT（やったこと、わかったこと、次にやること）形式のふりかえり
Posted by ブクログ
毎日3分の改善を続けると、1年後には2倍になるというワードが印象的でした。
これまで無駄にしてきた時間を少しでも、なりたい自分に近づくために使おうと思えました。
Will, Can, Mustのうち、Canを増やすという考え方も確かに重要だと認識しました。
Willが増えていくもののMustをこなすために日々手一杯になり、疲弊しきってCanを増やすことができていなかったなと感じます。
Mustに押しつぶされないよう、上手に断る術を身につけて他者からの期待をコントロールし、その分WillをCanに変える時間に充てようと思いました。
Posted by ブクログ
本著は、実は内向的だと言う、母親アップデートコミュニティ代表理事のなつみっくすさんが、本当は自分と同じような人が多いのではないかと綴られた本。
バリバリ内向型の自分が何気なくやっていた習慣も多くあり、自分なりに知恵を張り巡らせて生きてきた証だなとじんわり。思わず、『〜習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる』という言葉を思い出した。内向型の運命が変わる小さな一歩が詰まっていた。
Posted by ブクログ
以前SNSで見かけて表紙絵がかわいい女の子だったのでそれに釣られたのと、対外的にはそう見えないように振る舞ってはいるものの、私自身も間違いなく内向型に該当する人間なので処世術を知っておきたいということもあり、この本を読んでみた。
内向型の具体的な定義はわからないが、この本を読んで「なるほど！早速試してみよう！」と行動に移せる人は本当の内向型ではないような気がする。だってそれが簡単にできないから困ってるんだもの。
しかし、この本に限らずそういった本を読んでいる時点で今の状況を脱しようと行動ができているので、確実に一歩踏み出しているとも言える。
この一歩踏み出すということが一番の難関なのだ。そのための障害は一体何なのか分析し、ハードルを限りなく下げて成功体験を積み上げていくことが新しい自分をつくっていく最善の方法なのかもしれない。
この本でも繰り返し述べられているが、内向型は決して悪いことではない。外向型だろうが内向型だろうが自分自身の性質をポジティブに解釈し、有効活用していくことが重要なのだと思う。
……だからそれができる人は本当に内向型と言えるのか？疑問は深まるばかりだ。
