あらすじ
43年間「剣舞」を通して武士の心に向き合ってきた著者が教える
日本の心、それが武士道。
「武士」と「サムライ」はどう違うか?
武士はどういう人たちだったか?
武士はなぜ切腹するのか?
武士がなんで舞うのか?
あなたは日本に来た外国人に答えられますか?
公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催
全国剣詩舞コンクール優勝(日本一)7回・
文部科学大臣賞受賞4回の
著者が分かりやすく、熱く解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
茶道、日本酒、書道…と、「ビジネスエリートが…」シリーズ(?)は、よくまとまっていて、本当に面白いです。同時に、自分が日本人でありながら、日本の文化の体系的な知識がないことを痛感じします。著者にとっての武士道を体現している方は「西郷隆盛」だそうです。私にとっては、吉川英治が描いた「宮本武蔵」であり、童門冬二が描いた「上杉鷹山」です。鷹山公は武士のイメージからは優しすぎるように思ってましたが、本書の定義に触れると、「なるほど、武士だ」と気付かされます。終盤の『型』についての話に感銘を受けました。
Posted by ブクログ
30代サラリーマンです。
ビジネス書として、変わり種のタイトルだったので購入。
武士道といえば、新渡戸稲造さんの本が有名で、日本では宗教教育無しにどうやって道徳を学んでいるのか?とベルギーの人に言われて書いたのがきっかけみたいですね。
敵に塩を送る、一刀両断、元の鞘に収まるなど、日本の言葉って武士に関するものが多いですよね。
ざっくりとした背景や考え方は網羅されてます。
仁義礼知信。人間関係を大切にする「五常」と「五倫」の哲学。
なぜ徳川が天下統一して、長い間江戸幕府が出来たのか。
やはり、武士道の考え方に通ずるところがあるのだと学びました。
しかしどのように教養と結びつけるか?各々の深い内容というと具体的にはかかれてません。おそらくこの作中に登場する作品を読むことだとは思います。
そこを期待して購入していたので、少しがっかりしてしまったので⭐︎-1でした。