あらすじ
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「月刊 風とロック」発行人・編集長、東京藝術大学美術学部デザイン科教授、そして数々の広告を制作して来たクリエイティブディレクターの箭内道彦氏。
俳優(石原さとみ、芳根京子、安田顕ほか)、ミュージシャン(福山雅治、さだまさし、レキシほか)、写真家(篠山紀信、操上和美、瀧本幹也ほか)、アートディレクター(葛西 薫、佐藤 卓、服部一成ほか)、アーティスト(日比野克彦)、落語家(立川志の輔)などなど、彼が仕事で出会った55名の人との交流の記録を箭内氏の写真と言葉で綴ったコマーシャル・フォトの人気連載「雲と虹 僕が出会った人と言葉」。
書籍化にあたって、撮影時のエピソードやその時に生まれた仕事のビジュアルなど、詳細な情報を紹介する。
箭内道彦氏のロングインタビューに加え、箭内氏と縁の深い方との特別対談(吉高由里子・宮﨑あおい)を掲載。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
クリエイティブディレクター・箭内道彦が広告作りの過程で出会った表舞台や裏方の人々との裏話・胸に残った一言・スナップ写真を載せた一冊。
一人一人に割いたページは短いものの、読み応えがある。
(長めの対談は吉高由里子と宮崎あおいのみ)
私は子供の頃に広告批評という雑誌を読んでいた。ユーモアがあり、親しみやすく、時にはシリアスで。広告がお洒落で王道だった時代を知っている。
あの頃は電通が空回りをしていなかった。広告は短いポップカルチャーだった。私は広告が好きだった。
この本はポップカルチャーとしての広告の裏側を垣間見る事が出来る。
箭内の撮る写真はクリーンで、少し被写体と距離を詰め切れていない感じがとてもリアルだ。たぶん箭内は人見知りだと思う。
半分よそ行き、半分ドキュメンタリー。
広告・写真・クリエイティブ・被写体に興味のある人にはおすすめの一冊。
(「電子書籍版があればもっと薦めやすい」と注文をつけて感想を終わりにする)