【感想・ネタバレ】徒然のレビュー

トジツキハジメ

「俺にはおまえしかいねーよ」
こんな殺し文句、5年も言われてみろ。離れられなくもなるさ
元バンドマンでエロ漫画家の恩田と、
BL漫画家をしつつアシスタントへ通う相良。
出会いは5年前。アシに入った汚部屋の主・恩田が好みの男で一目惚れをした。
メシ作って世話焼いてアシのプロテクを捧げ続けてきた相良だったが、
いよいよ恩田への想いを抑えきれなくなり――!?
全11編の徒然なる恋を描いた作品集。

[リエ · ★★★☆☆]

それなりに味わい深い。

2024年の現在、2009年出版の本を読めるという事の奇跡に感謝。この本で一番驚いたのは、BLはファンタジーという言葉。BL漫画家としてデビューしている、プロアシの相良くんのセリフ。そっか、この頃からそうなのか、と納得。
ほのぼのとした、お話が数話収録。
先生は現在、怪奇物を描かれているようで、ずっと漫画家でいらっしゃることに感動。