あらすじ
「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。
学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。
【本文より】
大人になってよかった、と思うこともたくさんあります。そのひとつが、「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。
さあ、一緒に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。
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Posted by ブクログ
「毎日小学生新聞」の連載をまとめた一冊。
著者の綴る言葉はどこまでも優しく、読者一人ひとりがおそらく著者の寄り添いを感じられるはず。
「周りと違っても大丈夫」「時にはネガティブな感情を抱いてもいい」。
大人がいつの間にか学んだ、自分自身を含む人間の複雑さに対して、著者は優しく共感し、その奥底の気持ちの素晴らしさを解いてくれる。
子供ならではの真っ直ぐさを讃え、多角的な視点を持つ大切さを説きながらも、自分の『好き』や『心地よさ』を何より大切にしていいよとそっと背中を押してくれる。
迷い、悩み、戸惑いながら成長する子供に、お守りとして手渡したい一冊。
Posted by ブクログ
「毎日小学生新聞」で連載していた辻村さんの記事をまとめたもの。
言葉に対する愛情と優しさが深く伝わってくる。
変だと思われたくない気持ちからクラスの雰囲気に合わせていつしか自分の感情がわからなくなったり、無意識に周りの傾向に沿った感想を述べたりすることはだれにでもある。
大人はいつも「周りの意見なんて気にしないでありのままでいいんだよ」と言うかもしれないけど、大人だって日常的に同調圧力に流されている。
辻村さんはそうやって周りに合わせることを否定しない。
ただ、みんなが言ってることと自分の考えが違うからといって自分の考えを押しつぶすことはしないでほしい。
その時に湧いた感情をぞんざいに扱わず、はっきりと認識して大切に留めておく。
いつか、思わぬ場面で自分を助けてくれる材料になるかもしれない。
この本に込められた辻村さんの子どもに対するメッセージ一つ一つが温かい。
子どもからのお悩み相談にも、断定的に道を提示するのではなく、優しく導いてくれる感じが良い。
大人になってからもこの考え方を忘れないでいたいな、と思うような内容ばかりだった。
Posted by ブクログ
毎日小学生新聞で連載している記事をまとめたエッセイ集。小学生向けに書かれているのでとても読みやすい( ˙˘˙ )⟡.·
学生の時は特にまわりと違うと浮いてしまう…と思って合わせようとしてしまうが、、自分のその時感じた気持ちを言葉にしなくても書いたりして無かったことにしない…ことが大事とのこと。
全体を通して「あなたの言葉」というフレーズが何回も出てくる。
辻村さんが小説家を目指すきっかけとなったという本も読んでみたくなりました。
「十角館の殺人」/ 綾辻行人さん
「Day to Day」も読みたいな( ᴗˬᴗ)
「本を読むことは新しい世界を知ること」
確かに!その世界に入っていくと一緒に旅した気分になることもあるし、その主人公たちと同じ気持ちになれたりもするし、本を読むってとても面白いですよね⟡.·
優しい言葉いっぱいで小学生とか学生の時に読むことが出来たら良かったなとも思うし、今だからそうそうと頷ける思うこともあるし。結果読んで良かった!
そして辻村深月さんの本がもっと読んでみたくなりましたദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )⟡.·