【感想・ネタバレ】〈人使い〉の極意―乱世を生き抜いた知将の至言―のレビュー

あらすじ

どのように人材を育成し、どのように部下を使うべきか。良い上司と悪い上司をいかに見抜き、いかに信頼関係を築くか。戦国乱世を生き抜いた武将の遺した言葉には、先の見えない時代を読み解くヒントが随所に隠されている。多胡辰敬、藤堂高虎、黒田官兵衛――。三人の知将の言葉を、文語と現代語を折衷した訳で読みやすくした、時代を超えて読む者の心に訴える名言集。

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Posted by ブクログ

戦国時代の武将達から、人との関係を考えさせてくれる本
多胡辰敬、藤堂高虎、黒田官兵衛の三人から学ぶ
<多胡辰敬>
○ちょろちょろためて一気に使う
○死んでいる金より生きている金
○算用と工夫のない人生はむなしい
<藤堂高虎>
○自己を律し、自己を貫くのが侍
○平時こそ油断するな
<黒田官兵衛>
○相性のよい者こそ要注意
○治世にあってこそ武を忘れるな
○過剰にものをもてば家計を圧迫する
○常に倹約を好み、無用の出費を嫌う
この三人の背景を考えてみると、なかなか現代の似通っている。
まさに、今も昔も人間がやること、変わらないということが感じられる。
これが、歴史から学べといわれる由縁であろう。
特に、興味深いのが、黒田官兵衛の生き方である。
ほかの本もいろいろと研究してみたい。

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2009年10月04日

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