【感想・ネタバレ】久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版のレビュー

あらすじ

美しく可憐な少女は、
「不老不死」のアイドル?

楯石希津奈。十五年以上前にアイドルとして活動していた少女が、当時とまったく同じ外見で現れた。
患者の姿に驚いた精神科部長の墨田淳子は、統括診断部の天久鷹央に診察を依頼する。
だが、その矢先、父親によって希津奈は連れ去られてしまい……。
ミイラ化した遺体。自殺からの復活。不老不死は実在するのか? 現役医師が描く医療ミステリー! 書き下ろし掌編「天国への道」収録。
出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。

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ネタバレ

元アイドルだった楯石希津奈は16年後も全く変わらぬ容姿で若々しさを保ったまま世に降臨する。
不老不死としてオンラインサロンに登場したが、過去の芸能事務所でタイムカプセルを埋めた中に私生活でトラブルになった男の死体を入れて埋めた事を明かされて崖から投身自殺する。その後死体が発見されるが、再度蘇り変わらぬ容姿を見せつける。見つかった死体とDNA鑑定するも一致しており、本当に蘇りが起きたのか…
不老不死のキズナ様を崇める新興宗教の話のテイかと思いきや、希津奈の父源蔵の狂気が相まって相当面白い展開。双子トリックならぬ受精卵操作のトリックで蘇りを操るとは。
最後に認知症の希津奈の祖母に詩を会わせるサプライズも感動のオチ。

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2026年07月31日

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ネタバレ

天久鷹央シリーズ第十二弾。

いよいよ統括診断部へ小鳥遊の天敵、鴻ノ池が到来。
早速、鷹央と三人で医局旅行、ではなく業務として新潟県に出張し、
温泉旅館に泊まって楽しそうだった。
鴻ノ池はバイクの運転やサウナといった、
鷹央を苦手な分野に巻き込んで、蛇とマングースのようになっていて面白い。
どちらが蛇でどちらがマングースがわからないが。
鴻ノ池パワーで、旅行だけでなくてコスプレもして楽しそう。

事件は十六年前のアイドルをめぐる不老不死のお話。
同一人物のように見える若い女性が病院に現われた。
しかも、自殺したにもかかわらず、生き返ったのか?

受精卵をどうにかしたんだろうな、というのは思いついたが、
脳炎もからませて謎解きが面白かった。
だが、一番良かったのは最初に登場した家政婦と思わしき、
肉付きが良くて身に着けた高級品が下品に感じられる女性が、
十六年後のアイドルだったこと。
その落とし穴には落ちた。

小鳥遊先生、鷹央の暴走を止めるために、
精神科病棟で用意されている鎮静剤を使おうと身構えるとは、
医師としてどうよ。
それと、新しいCX-8がローンで買えて良かった、良かった。

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2025年01月18日

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ネタバレ

奇形腫は思いついても入れ替わりトリックは読み切れなかった。
ハッキングまで鷹央先生なんでもありだな。

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2026年08月29日

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ネタバレ

「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ12

小鳥遊が赴任して約1年。ついに鴻ノ池が統括診断部に研修にやってくる!不安を覚える小鳥遊を横目に鷹央は新しい謎に食いつく。

今回の謎は不老不死。かつては秦の始皇帝もが憧れたものである。
天医会総合病院で検査を受けた一人の少女。年齢は32歳とのことだが、以前に診断した精神科医の墨田によると全く老けていないらしい。16年前にアイドルとして活動していたそのままの姿なのである。
そんな彼女が不老不死を売りにして、オンラインサロンで会員を増やし、ついには死者の復活をライブ配信する。
非科学的な現象を目の当たりにしても鷹央は、持ち前の知識で真相を明らかにしていく。
果たして、不老不死はどのように実現させることができたのだろうか。
異常な考えの下、医学を駆使し、隠されようとした真相は読んだ人にしかわからない!

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回の謎解きは中々の難易度であった。16年の時を年をとらない症状の謎は最後の謎解きを聞けば至ってシンプルではあったが、そこまで行った犯人の執念は恐ろしいものがあった。しかし非常に論理的に推理が進んでいくので後半は一気読みであり、読後感も良かった。
鷹央・小鳥遊・舞のトリオも回を追うごとに魅力が増してきているのもこのシリーズの強みだと思う。

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2026年09月06日

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