あらすじ
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あらゆるクリエイティブが一瞬で消費され、
生成AIが瞬時に新しい画像を作り出す。
そんな時代に、写真を撮る理由はどこにあるのか。
表現を続けていくことに価値は見出せるのか。
「写真を撮ること」「表現すること」の意味と意義を
写真家、そして文学研究者と
表現文化の領域を渡り歩いてきた著者が
実体験とともに解き明かす。
現代を生きる写真家やクリエイターへ
しるべとなる考え方を伝える1冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
写真論の最新としてAIでどう考えるかについて、とてもわかり易くて面白い本である。写真がカラーでふんだんに掲載されているところもいい。写真はphotographyでありphotosは光でgraphは描くであって、光を描くという意味を、大槻玄沢が写真と訳したところから真実を写すという意味が派生してしまったということは他の書物にはない説明である。AIで自分の写真がバズって、よりいいねをかせぐために、ということになってしまった失敗も書いている。紹介された楽園のカンバスを読みたくさせる。