あらすじ
この本は、長い間商社で働き、サラリーマンとして経験した生々しい問題をキリスト教の聖書を教える側から取り上げると、どうしたらうまく対処できるか、どのような生き方が生まれるかを具体的に説いた素晴らしい本だと思います。壮・中・高年の方々にお勧めします。――日野原重明(聖路加国際病院理事長)
世界経済はキリスト教国家が支配している。キリスト教を知らずして経営は語れない。その意味で聖書は最高の経営書であり、その中には経営のエッセンスが詰まっている。ところがここに聖書以上の経営のバイブルが誕生した。なんたってキリストがあなたと同じ悩めるサラリーマンなんだから! ――江上剛(作家)
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Posted by ブクログ
ちょっと「目からウロコ」の小説でした。
サラリーマンの毎日には、色々なストレスがあるもの。
上司や部下のこと、仕事自体のこと、取引先のこと・・・。
「たかが仕事のことじゃねえか!」と思っても、本人にはものすごく重大なことだったり。
そんな幾つかのケースを、短編小説仕立てで主人公がクリスチャンだったらこう解決する・・
そういった内容の本だ。
どのケースも結末はハッピーエンドで少々「きれいごと」だ。
主人公は慈しみの心を持ち、誰もが幸せになる。
ちょっとそのあたりは現実とはかけ離れているかもしれない。
オレ自身には信仰している宗教もない。
しかし、この小説を読んでいると気の持ちようで環境は随分変わるということがわかった。
確かに「性善説」で生きていくほうが、心持ちはいい。
ストレスマネジメントの教材にはいいかもしれない。