あらすじ
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英語ディベートは,スピーキングをはじめ「4技能5領域」を総合的に伸ばす活動として学校現場で注目を集めている。本書では中学・高校の授業や部活動における効果的な導入方法や留意点を具体的に説明する。
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Posted by ブクログ
授業用のディベートから部活動のディベートまで
来年から新指導要領が始まる。
それゆえか、ディベート熱が英語教育界隈では盛り上がっているように見える。
著者はディベートを大学院で理論から実践まで研究している方。近年はYouTubeで松本茂先生と対談されるほど注目されている先生だ。
私が読んで感銘を受けたのはディベートに至るまでの過程を発達段階に応じて説明しているところである。ディベートの指導法セミナーなどに参加したことは何度かあるが、ここまで詳細で説得的な指導法を学んだことは一度もなかった。具体例も豊富で、留意事項や指導事項も書いてあるため大変心強い。
ディベートは様々な技能が必要な総合的な活動だ。質疑応答、立論でのスピーチ、反論、サマリー、ノートテイキングetc。たくさんの能力のフル活用するこのディベートは私個人として存分に活かしていきたいと思う。