あらすじ
そこは、指先に小さな奇跡をくれる場所――。元神様の店長と元狛犬の看板犬が営む不思議なネイルサロンを舞台にした、ほっこり現代ファンタジー! ある日突然会社をクビになってしまった、寿明日香。途方に暮れていた明日香は、偶然出会った可愛らしい犬に導かれ、京都東山の細い小路の奥にある「ネイルサロン彩日堂」に迷い込む。その店のオーナー兼ネイリストの千手観月にネイルをしてもらった明日香だが、翌日不思議なことに指が勝手に動き出して……。頑張るあなたに贈りたい、癒しの物語。文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
ある日の出来事。
私「ハートクリニックって最近めっちゃ多いですねー」
事務員さん「そやなー増えたなー」
私「心臓病の方増えてるんですかね?」
事務員さん「んー、どっちか言うたら心療内科関係ちゃうか?」
なんと…
小説ではハートクリニックならぬネイルサロンが舞台でした。
そこは心に不安を抱える人が一度だけ訪れることができる場所。
オーナー兼ネイリストは元神様見習いの方でした。
登場人物たちの背景には、労働問題、婚活、推し活、臨終したてなどがあり、令和時代のリアルな闇をサラリと見せてくれています。
さながら社会派ファンタジーといったところでしょうか。
アイデンティティーの崩壊、トラウマ…そこからの解放を目撃し、最後のほっこりラブストーリーに安心します。
そして施術後のネイルには小さな奇跡が起こりそれもまた良かったです。
なんだか京都の東山をぶらりと無性に歩きたくなるそんな1冊でした。
……❧……❧……❧
作中には胡粉ネイルが出てきます。
偶然ですが私も愛用中です。
上羽絵惣さんの金雲母。
上羽さんは日本画専門の絵の具屋さんです。
ネイルが発売された当時、画材屋さんも驚いていた事を思い出しました。
Posted by ブクログ
わたしが好む物語は、紅茶とかお菓子、食べ物が
でてくる作品を好むことが多い。
この作品は、もう、表紙がかわいくて購入。
ネイルはしたことがなく、気持ちがあがるとか前向きになれることは経験したことがないからわからないけど、爪がきれいだとなんだか嬉しいし、綺麗に伸ばしたいなって思う気持ちと同じかもしれない。
個人的にすきなところは、おばあちゃんと思い出の指輪を探すところが特にすき。
この作品読んで、爪綺麗に磨きたいなと思った。
まずは、爪磨きから買おうかな。
Posted by ブクログ
ネイルサロンを開いて悩む人の話をきくことにした元神様の話。
助けを求めるひとを救えなかったから神様をやめるって、相当人よりの考えな千手さんは神様には確かに向いてなかったのかもしれないです。
でもやめたことで明日香に出会い、明日香のおかげで長いこと苦しんでいた気持ちが少しでも軽くなり、自分から手を伸ばせるようになってよかったです。
シバさんはいい仕事をしましたね(笑)
Posted by ブクログ
かわいい表紙にキュンとします。和名の付いたネイルは、どんな色か想像して読んでいくのも楽しみの一つです。
読みやすく、ちょっと本は苦手!
という人にオススメします。
Posted by ブクログ
ひとつひとつの話が優しく穏やかだったので、夜眠る前や休日の夕方にお茶を飲みながら読むのにぴったりな本。
私自身、ネイルを始めてした時にセラピーを受けたように気持ちが前向きになったので、そこの深掘りがもう少し読みたかった気がする。