あらすじ
そこは、指先に小さな奇跡をくれる場所――。元神様の店長と元狛犬の看板犬が営む不思議なネイルサロンを舞台にした、ほっこり現代ファンタジー! ある日突然会社をクビになってしまった、寿明日香。途方に暮れていた明日香は、偶然出会った可愛らしい犬に導かれ、京都東山の細い小路の奥にある「ネイルサロン彩日堂」に迷い込む。その店のオーナー兼ネイリストの千手観月にネイルをしてもらった明日香だが、翌日不思議なことに指が勝手に動き出して……。頑張るあなたに贈りたい、癒しの物語。文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
わたしが好む物語は、紅茶とかお菓子、食べ物が
でてくる作品を好むことが多い。
この作品は、もう、表紙がかわいくて購入。
ネイルはしたことがなく、気持ちがあがるとか前向きになれることは経験したことがないからわからないけど、爪がきれいだとなんだか嬉しいし、綺麗に伸ばしたいなって思う気持ちと同じかもしれない。
個人的にすきなところは、おばあちゃんと思い出の指輪を探すところが特にすき。
この作品読んで、爪綺麗に磨きたいなと思った。
まずは、爪磨きから買おうかな。
Posted by ブクログ
ネイルサロンを開いて悩む人の話をきくことにした元神様の話。
助けを求めるひとを救えなかったから神様をやめるって、相当人よりの考えな千手さんは神様には確かに向いてなかったのかもしれないです。
でもやめたことで明日香に出会い、明日香のおかげで長いこと苦しんでいた気持ちが少しでも軽くなり、自分から手を伸ばせるようになってよかったです。
シバさんはいい仕事をしましたね(笑)
Posted by ブクログ
ひとつひとつの話が優しく穏やかだったので、夜眠る前や休日の夕方にお茶を飲みながら読むのにぴったりな本。
私自身、ネイルを始めてした時にセラピーを受けたように気持ちが前向きになったので、そこの深掘りがもう少し読みたかった気がする。