あらすじ
中学時代遊びまわっていた奈那子は、祖母との約束を破り、祖母の最期を看取る事が出来なかった。
それが心傷となり、高校ではボランティア部に所属。日々活動する奈那子を、順平が懸命に支えていた。
しかし、ある日、老人ホームで事件が起きる。自分のせいと責める奈那子の前に、中学時代の元彼、ダイが現る。
ダイは高校にバイクで押し入り、奈那子を無理矢理連れ出そうとするが、順平がそれを体を張って拒む。
その時、初めてずっと傍にいてくれた順平の優しさに気付いた奈那子は……。
感情タグBEST3
新たな一歩のお話
不良友だちと家族の間に出来た亀裂を、
勉強とボランティア部で活動しながら生きる女子高生の話。
部員仲間とか先生とか、周りの人たちも精一杯生きていて、読んでいて心があたたまる。
とってもじんわりと感動する物語
切なくなったり、からだが熱くなったり、ほっこりしたり。
読んでいてとても感動しました。
家族も仲間もいいなと思いました。
家で親ともめたりとかしてしまう時もありますが、
ありがとうって改めて感謝の気持ちを、この物語を読んで思える気がしました。