あらすじ
望の部屋で見つけたノートは、望の日記だった。そこには彼女である「S」さんとの日々のエピソードや「S」さんへの気持ちが細やかに綴られていた。やはりこの「S」さんとの別れが今回の事故の原因なんだと感じたひよりは、望が全てを思い出したとしても悲観しない日常をつくることを心に誓うが、なかなかうまくいかず…【第2話「変わったこと変わらないこと」を収録】
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望くん、思い出したのかな。続きが気になる展開だから星5。なんとかもう少しの間だけでもひよりを彼女だと思って居て欲しいんだけど…。
匿名
2
女性ファッション誌で編集者をしている緒野ひよりは文芸が希望だったが専門分野から遠いファッションの仕事を頑張っていた。
そんなある日母から電話がかかってきて隣りの家に住んでいた6歳年上の幼なじみの東堂望が事故にあったことを聞かされて彼の知り合いが東京にいないことから彼の母と一緒にお見舞いに行く。
そこで望がここ3年ほどの記憶を失っていることに気づく。
望に対する幼いころの恋心を消化しきれていないひよりは自分のマンションと望のアパートが偶然にも隣なことを彼に伏せたまま退院のお手伝いをする。
アパートにあった日記を発見したひよりはSという女性と望が付き合っていたことと絶望から命を絶とうとしたことを内容から推測。
それを彼が思い出さないように自分たちが付き合っていたといううそをつく。
記憶の中の幼いひよりに手を出していた望を置いていくのは気が引けたが日記をこっそり持ち出したひよりはそれを自宅でよむが内容から望がSwo愛していたことが伝わってきて…。