あらすじ
小国・フォグネス王国では珍しい東陽の血を引いた特A級センチネルの能力者・シノブは、≪不撓の両翼≫内でも有名なガイド嫌い。
精鋭ぞろいの第一飛行隊内で唯一、特定の番を持たず、さらに必要以上にガイドからの浄化を受けようとしないのだ。周囲の好意を無碍にし寄せ付けない態度に、羨望を集める飛行部隊員ながら腫れもの扱いをされているが、決してそれを改めようとはしない。
そんなある日、いつものように一人になれるところで休息を取りに行くと、≪不撓の両翼≫訓練生の隊服を着た年上の隊員・イグナーツに出会う。
同じ能力者ながらどこか放っておけない彼に心を許すが、入隊すれば自分の噂を知り、いずれ離れていってしまうのだろう――。そう思い、任務を言い訳に彼と距離を置くが、その任務でシノブは突然新たなガイドと番になるよう命じられる。番相手として現れたのは、S級ガイドの階級を与えられたイグナーツで…!?
【男前な年上S級ガイド×過去にとらわれた強がり特A級センチネル】心を解きほどく、ドラマティック・センチネルバース!
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ファンタジー軍人バディもの
鷹揚包容力カンストの一途攻め
心を閉ざした繊細美人エース受け
センチネルバースの商業ものは初読み。
センチネルバースはオメガバースやケーキバースなどの“バース系”の仲間。
ざっくりいうと、人口の数割に〈センチネル〉という超能力を使える人とセンチネルが超能力を使った時に起きる体調の不具合を治せる〈ガイド〉という人がいて、センチネルとガイドはペアで任務や何らかの問題に対処するという世界観。
個人的にセンチネルバース系はガイドが受けが多いけど、本作はガイドが攻めで、そのせいか包容力半端ない。
センチネルバースを元に、世界観がしっかりと組み立てられていて、読み応え◎
ファンタジーな雰囲気もあって、軍人ものとしてはライトな感じで読みやすい。
ちょいちょい挟まれる鳥さんたちの描写は癒される。
何しろ攻めが一途で安心して読める。
受けも、最初はツンツンしてる美人だけど、本当は心優しくて初心な本性が読み進めるごとに出てきてかわいい。
あと、鳥好きはちょっと楽しい。
猛禽と小鳥が戯れる描写にウキウキする笑
最高でした
センチネルバースもの?
初読みでした。
初作家さまかと思ったら以前Domモノの初読みもこの作家さまでした。
初物でも読みたい!と思わせてくれる力が
あるのかも。
比翼の設定は素敵だけど
センチネルは自己犠牲で戦っているのが切ない。
しかし凄いガイドが現れて少し救われた。
こういう攻めさま大好きです。
執着、溺愛隠そうとせず周りを牽制しまくる。
でもガイドなのに判断力があり強い!
受けさまもキレイで強いだけでなく、天然で可愛く素直。
結果最高の番でした
またまわりのメンバーも最高で、是非とも続編を書いていただきたい。
匿名
ランキングと口コミで
初めて拝見しました。シリーズあったのかな?
この本だけでも楽しめました!
スパダリ攻めとツン(強がり)受けで実際はすごく可愛い素直な受けでした。
ご馳走様でした。
フォルカーが気になるので本が出ていたら購入します。