あらすじ
愛されることを知れば それは自信になる──
トラウマから逃れられない美しき"女王様"、ルッキズムの悩みを抱え自分に自信を持てない男、35年前の後悔にむせび泣く喪服の女、“お姉ちゃん”になったことで名前を失ってしまった少女、愛人体質の母親を持つ男子高校生、女教師への憧れとみじめな境遇の狭間で悩む留学生……都会の猫のように、ビルの群れのスキマを気ままにさすらう少女たちが、恋する男女の運命を少しずつ変えてゆく。
小野塚カホリが描く、美しく儚い現代寓話オムニバス。
※本作品は、2006年1月に太田出版から刊行された初版本を電子書籍化したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何も考えたくないときは、漫画を読むに限る。
でもなかなか最近、新規開拓ができません。
この人の絵とお話は、詩を読んでいるようで、好きです。
あぁ、年末最後の本だったけれど、登録は新年一冊目だ。
首の皮一枚、関係のつながった恋人の幸せを、
お賽銭箱を前に願う自分を見つけ、(他に願うことも無かった。)
あぁ、あともう少しだけがんばれるかと、一年の始まりを感じました。
良き本との出会いを願う。
そして今年は、美術関係専門書および、良き師となる本に出合えるに見合う本を選び、読んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
小野塚カホリだからいつでも大好き!
最初の話の主人公の顔が好きだ。
話の内容はそこまで評価しないがとにかく絵柄なんだってば、何度も言うが。
子供も可愛い。
心温まる一冊ではないでしょうか。