【感想・ネタバレ】ロールスロイスラジオのレビュー

あらすじ

あたしはただのヒト科の女──

生理不順の女と勃起不全の男の性と暴力を描いた表題作「ロールスロイスラジオ」を含む、8つのSEX&LOVEストーリー。

<収録作品>
恋愛ストーカー体質の女が“SEXの秘密”を知る「まごころくん」、高校生カップルの“はじめて”を描いた「初めまして」、妖艶な兄嫁の秘め事を描いた「飯事」、性のエネルギーを持て余す少年少女の“恋”を描いた「中学3年生」、教師と生徒の禁断の逃避行「安達ケ原」、売春婦と客として出会った男女の青春を描いた「グリッターオアシス」。

小野塚カホリが描く、男と女の嘘と真実。

※本作品は、2002年11月に太田出版から刊行された初版本を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

短編集。表題作は小野塚の作品の中で一番好きな作品。男であること、女であることを深く考えさせる。どのお話も好き嫌いは分かれそうだが、好きなひとには本当にくる作品ばかり。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「飯事」と「中学3年生」がすきです。っていうとすごく問題がありそうだけど…!その純度の高さとか、直向さとかっていうより、言葉なんて交わさなくても人のことは解るし恋は出来るよなあってきゅんとします。特に異性に対しては言葉で理論武装しがちだしさ、そういうのが無い関係って清らかにさえ見えてしまう。

小野塚カホリの短編集って一冊ごとに作品の共通点があることが多くて、これはどうにも『見透かす』というオチの漫画が多かったなあ。特に後半。

このラインナップだと「初めまして」がちょっと異作な気もする。私だったらこの作品ラストに持ってきたな。なんでこの順番にしたのかな?

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2010年08月20日

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