あらすじ
自動車学校の教官はモテる。それも、爆裂に――！
柔らかな物腰と丁寧な指導、そして甘いルックスで女子生徒からの人気NO.１を誇る教官の千葉。しかし、生徒からのモテっぷりも「所詮恋愛ごっこ」と一蹴し、まったく本気にはしていない。そんな彼の新しい生徒としてやってきたのは、「スーツの王子様」というあだ名で教習所中の話題になっている謎の男・八乙女。見た目もふるまいもあだ名通りの王子様だが、技能実習で組み合わせが被った教官の千葉を前にすると、初対面のはずなのに何故か挙動不審で…？
感情タグBEST3
匿名
あああああ〜
試し読み増量部分を拝読。
（冒頭〜第２話５ページ目まで）
予想と逆カプでした！涙
読む前は、表紙絵とタイトルからして「千葉教官」が受ポジなのだろうと、正しく、カップリングを予想していたのですが、しかし本文を読んでみたら、教習生の八乙女さんがビックリするほど乙女レベルの高い可愛らしい人じゃあないですか！コリャ確実にこのカワイコちゃん（30歳男性）が受ですな、と思い直し…。
男性である千葉教官相手に好意をまったく隠そうともせず、どころか、キラキラという効果音が付く程のまばゆい笑顔で「今あなたとこうして居られる」と真っ正直に喜び・嬉しさを本人に伝えられちゃう、純粋な心を持った八乙女さん。
一方の千葉教官は生徒の女性陣からモテモテで、それをシッカリ自覚した上で爽やかな笑顔や優しい声掛けを大盤振る舞いし、加えて第１話の１コマ目で「教官はモテる!!無茶苦茶にモテる!!!!!!」などと脳内で叫んでいる(笑)ので「下半身が脳ミソ」系のキャラかと思いきや、男性同僚の前では眉間にしわ寄せて「恋愛ごっこ」「本気になるヤツの気がしれない」等々言い捨てる、かなり冷めた恋愛観の持ち主。
極め付きは、八乙女さんってば自作の少女漫画内で自分＝ヒロイン、千葉教官＝イケメン、とポジション付けしてるし、自分で描いたイケメン千葉教官を見つめて頬染めて「好きすぎる…」とか呟いちゃってるし。
あらすじには２人の攻め受けの記載が無く、また大抵のBL作品には「詳しい情報を見る」欄にカプ属性タグがたくさん付いているのでソレで答えが分かるところ、本作品には「ボーイズラブ」タグしか付いておらず。
自分はリバや逆カプが地雷なので購入前に必ず各登場人物の攻め受けを確認しているのですが、本作品は試し読み・あらすじ・属性タグのいずれでも確認できなかったので（あと現時点ではレビュー数が少なく、それらを拝読しても確証が得られず…）、他サイト（ちるち●）で調べてきました。
結果、表紙絵とタイトルから予想されたカップリングが正解でした。
試し読みした範囲内では、ストーリーも絵柄も登場人物２人の人柄もとても好みだったので、それだけに非常に残念です…涙
Posted by ブクログ
【男に生まれたから今、あなたとこうして居られる（八乙女）】
エロス度☆
おやおや、八乙女と千葉が紡ぐ大人同士のピュアラブが素敵ですね。
少女漫画家と自動車教習所の教官のカップリングがツボであったり、八乙女が担当になった千葉に一目惚れしたのかと思いましたら･･･後半での告白にニヤニヤしてしまいました。
こっ恥ずかしくなるようなセリフをサラッと言っちゃえる八乙女の王子様キャラと普段のギャップが面白かったり、八乙女の一生懸命な姿が本気の恋を諦めていた千葉の心を動かすのが尊いです。
好きな人の前では恋する乙女と化す八乙女や好きな人に素直になれない千葉のいじらしさがたまりません。
Posted by ブクログ
金魚鉢先生の作品久しぶりに見ましたー！！！
絵柄が可愛くってふわふわしてる感じが好きです、免許とったの1年ちょっと前ですが教習所懐かしいなーと思いながら見ました笑 Ｓ字クランク難しいよね、、、
タイトルにある1ということはもちろん2もあるということなので今から楽しみです^. .^
千葉教官がなびいたーッッ！！
Xで試し読みをさせていただき、とても素敵で面白い導入で購入を決意。初レビュー光栄に思います。
まず絵がとても好きでした。物語の題材が「教習所」というのも珍しい。私も先生と同じように2年前くらいに免許取りましたが、教官がめちゃくちゃにカッコよく見える現象、あれはなんなんですかね？
その自負があるキラキラしてるけどどこか冷めて見える千葉教官と、正体不明のスーツ生徒八乙女さんで物語は進んでいきます。
なんていうか、こんな優しい攻めは久しぶりでした。こんなに混じりっけのない白の、ピュアで少し鈍臭くて癒される人、千葉さん然り放っておけないです。
千葉さんも八乙女さんと過ごす内に、傷ついた心が浄化されていったのかな？と思います。この人なら信じていいって思えたんだろうな。
付き合ったその先が見たかったので少し物足りなさもありましたが、好きになったきっかけや、葛藤などの過程が細かく書き込まれていて、とても面白い作品でした。
